コインランドリーで副業とは 知っておくべき特徴やリスクを紹介
コインランドリーで副業とは 知っておくべき特徴やリスクを紹介
コインランドリーで副業とは
副業で資産を作ることが進む世の中で、長期間に渡って安定した収入が得られるうえに、所有不動産の税制面での優遇措置があるということで、副業で不動産投資をすることが大きく注目されています。
ですが、初期投資の多さや空室リスク、賃料下落リスクなども踏まえ、不動産投資を副業にすることをためらう方も多いのが現状です。
しかし、初期投資が少なくて済み、不動産投資に似た特徴を持つコインランドリーなら副業ができるということで注目されてきています。
今回はコインランドリーを副業にした場合、どのような特徴やメリット、またデメリットがあるのかを紹介し、副業選びの参考にしていただければと思っています。
コインランドリー副業の特徴
コインランドリーを副業にする場合、どのような特徴があるのかチェックしていきましょう。
装置産業であり不動産投資に近い
副業で行うコインランドリーの特徴の1つ目は、装置産業であるということです。
装置産業とは、事業開始時に一定規模の投資をして施設や設備を要するビジネスのことをいいます。
コインランドリーは初期段階で設備投資を行った後は、あまり固定費が必要ないビジネスモデルのため不動産投資に近いといえます。
また、土地を借りた場合の地代や店舗が発生することがあり、このような面は不動産投資と似通った部分ではありますが、装置産業なので不動産投資に比べると人件費がかからないという特徴があります。
不動産投資について知りたい方はこちらの記事も要チェックです!
https://furoushotoku-kyoukasho.com/blogs/beginner
現金ビジネスである
コインランドリーは利用者がお金を投入しない限り、機械が動かない現金ビジネスです。
そのため、一般的なビジネスにおける代金や売掛金の未回収リスク、アパート・マンション投資における賃料滞納リスクなどとは無縁の副業です。
地域に貢献できる
コインランドリーの商圏は半径2キロメートルと言われていますが、その地域に住む方々の生活利便性を向上させることにより、地域に貢献ができることも特徴のひとつです。
美容室やカフェ、コンビニなどを併設して付加価値を高めることによって、その地域においてなくてはならない店舗となっているケースもあります。
また、シルバー世代の方や子育てが落ち着いた主婦などを雇用することによって、社会貢献につながる面もコインランドリーで副業することならではの特徴です。
コインランドリーで副業をするメリット
コインランドリーで副業することでどのようなメリットがあるのか、紹介していきます。
空室リスクや在庫リスクがない
コインランドリーに投資して副業をするメリットとして一つ目に挙げられるのが、空室リスクや在庫リスクがないことです。
たとえば副業でアパート・マンションなどの不動産投資をすると、物件に空室が発生することで賃料が入って来ず、その分の収入はゼロになってしまいます。
空室が続けばキャッシュフローにも大きく影響し、特にローンを返済している場合は返済分のお金を調達してこなければなりません。
一方で、コインランドリーは売り上げが突然ゼロになる可能性はかなり低く、不動産投資の空室リスクに悩まされることはほとんどありません。
また、物販や飲食などのビジネスのように在庫を抱えたり、ロスや廃棄をしたりする必要もありません。
在庫といえば、せいぜい洗剤を1か月分ストックする程度であり、在庫リスクもほとんどないといえるでしょう。
人件費がかからず労務管理も必要ない
副業で行うコインランドリーには人が常駐する必要がありません。
オーナー自身が掃除や集金管理などの運営業務を行えば、人件費はゼロ円です。
そのため、人材の質に頼ることもなく労務管理も必要ありません。
たとえ、施設の管理のためにその地域の主婦などをアルバイトやパートタイマーとして雇用した場合でも、月数万円程度の人件費で済みますし、その人から口コミでコインランドリーを宣伝してもらえるといった効果も考えられます。
専門知識や専門技術、営業スキルが必要ない
コインランドリーの運営には、特別な専門知識や専門技術だけでなく、営業スキルさえも必要ありません。
設備類のマニュアルを読めば誰でも操作することができますし、人材育成や専門技術の習得などの必要がないのです。
運営に必要な主な業務は清掃と集金であり、誰もができる業務といえるでしょう。
高い利回りで安定的な運用がしやすい
副業で経営するコインランドリーは、他の投資方法と比較して高利回りで安定した運用が可能です。
コインランドリーは平均利回りが15~20%で推移しており、不動産投資における平均利回りが4~6%ということを考えると、非常に高い利回りであることがわかります。
さらに、社会情勢や景気に左右されにくく、コインランドリー自体の普及が広がりをみせており将来性があることから、他の投資方法より安定的な運用が可能であり、高い利回りを長期的に継続できると考えられます。
コインランドリーで副業をするリスク
需要が見込めて利回りも高く、運用もしやすいコインランドリーですが、もちろん副業をするうえでリスクもあります。
ここからはコインランドリーで副業する際のデメリットやリスクについてお伝えしていきます。
ある程度の初期費用がかかる
コインランドリーで副業を始めようとする際に、まず障壁となるのが初期費用の高さです。
コインランドリーで副業をする際の初期費用は、店舗の規模やエリアによっても左右されますが、10~15平米の店舗の場合は建物と内装工事、設備投資や駐車場代を合わせて、少なくとも1500万円程度必要になるといわれています。
一棟買いのアパートやマンションの不動産投資に比べると安価といえますが、それなりの金額を投資しているので失敗せず回収しなくてはならないというリスクがあります。
もちろん、開業後はコインランドリーのある店舗の家賃や水道光熱費などのランニングコストも発生するため、事前の資金計画や投資計画をよく精査してシミュレーションしておくことが重要です。
大きな売り上げは見込めない
副業で行うコインランドリーの収入源は洗濯・乾燥の利用料となります。
以前はアパートやマンションに洗濯機置場がなく、学生や単身者の利用が主となっていました。
現在はニーズが広がり、一度に多くの洗濯をすることで家事の負担を減らしたい共働き世帯などで利用する方も増えています。
しかし、ニーズが広がったとしてもコインランドリーは、平均利用客単価600円と客単価が安いため大きな売り上げが期待できません。
コインランドリーは天候にも左右されやすい副業で、雨が降る日が続くと稼働率は上がりますが、晴天が続くと稼働率が下がり、大きく売り上げが落ち込むことになります。
常に高い稼働率をあげなければ収益が出にくく、年間で継続して安定的に高い収益を出すのは難しいのが現状です。
日々の掃除の手間がかかる
コインランドリーは人の出入りや、機械を利用するので当然清掃が必要となります。
特に副業でコインランドリーを経営する場合では、清掃は非常に重要で売り上げに大きく影響を及ぼします。
1人でも使いやすい雰囲気を維持するために、店舗内、洗濯槽内を常にきれいにし、清潔感のある店舗にしておく必要があります。
そのため、こまめに清掃する手間がかかり時間が割かれます。
その他にも、利用料金の集金や両替の効果、洗剤等の補充などさまざまな仕事があります。
自分自身で行うと経費は節約できますが、どうしても手間になってしまいます。
時間が割けない場合は、パートやアルバイトを雇用して管理してもらうか、代行サービスを依頼するなどで対処することができるでしょう。
撤退の際の損失が大きい
コインランドリー経営の最大のデメリットは、事業に失敗した際のダメージが大きいことです。
理由としては「機器をリース契約した場合、途中で解約ができない」「新品時には高価だった機器も中古で売却すると、価値は10分の1以下になることがある」といったことです。
リース契約の場合、途中解約はできないため、赤字でも事業を続けなければなりません。
すぐに辞めれば損失をおさえることが出来るのに、ズルズルと事業を続けないといけないため損失が拡大してしまいます。
また、リースではなく購入していたとしても、たった1年しか経過していないほぼ新品の洗濯機、乾燥機といえども、プロ仕様の大型の機器は買い手が少なく売却が困難です。
売るとしても値崩れを起こしており、売却金額は初期費用2000万円に対し、回収できたのが約200万円という事例もよくあることなのです。
それまでの赤字額も踏まえると、初期費用以上の損失を出してしまうことになります。
融資を受けて事業をしていた場合は、「破産」することも十分に考えられることなのです。
コインランドリーで副業を成功させるポイント
コインランドリーで副業するうえで、重要なことは好立地に出店できるかどうかです。
当然、「いつも衛生的で清潔感が保たれているか」「機器のメンテナンスが行き届いているか」「防犯対策はしっかりしているか」などのポイントもリピーターを生むためには重要なものです。
しかし、まずは一度でもコインランドリーを利用してもらわなければなりません。
ここからはコインランドリーで副業を成功させるために必要なポイントを紹介していきます。
便利な立地にある
副業で行うコインランドリーはあくまでも「受け身」のサービスです。
こちらから積極的に宣伝をかけたからといって、飛躍的に売り上げが伸びるほど単純な副業ではありません。
利用者がコインランドリーを必要としたときに、すぐに「近所にあるから利用しよう」「あの場所にあったな」と思ってもらうことが重要です。
目立つ場所、そして便利な立地にあることがコインランドリーで副業するうえで成功させるポイントになるのです。
そのため、戸建て住宅の多い住宅街の中などではなく、ショッピングモールや駅に向かう生活道路沿い、商店街の中など、人通りが多い場所や見通しの良い場所が良いでしょう。
なかなか良い立地に恵まれない場合、経営サポート会社やフランチャイズ経営会社に相談してみましょう。
土地の選定や資金計画など開業までサポートを受けられ、立地や物件の調査に悩まずコインランドリーで副業ができます。
駐車場があること
コインランドリーを利用される多くの方は、家庭用の洗濯機だけでは処理しきれない量の洗濯物を持ち込む傾向が多いです。
また、最近では布団の丸洗いをするためにコインランドリーを利用する人も多いため、コインランドリーを出店する際は基本的に駐車スペースがあることも条件として考えなければなりません。
そのためには、なるべく広い駐車場を用意することが大切で、最低でも5台の車が駐車できるスペースは確保したいところです。
待ち時間を潰せる
洗濯物の量がある程度多いと、コインランドリーの待ち時間が数時間かかることもあります。
やはり近隣に暇つぶしができ、ちょっとした用事を済ますことができる商業施設があると競争で有利です。
ただし、そのような商業施設が近隣にないからといって一概に不利というわけではありません。
数百戸といった戸数のある大型マンションなどが近くにできれば、待ち時間にいったん自宅に戻れるため重宝されるでしょう。
サービスで差別化を図る
コインランドリーで副業をする場合、独自性の高いサービスを提供して競合店との差別化を図ることが成功へのポイントです。
コインランドリーのサービスに限らず、無料Wi-Fiの設置、心地よいBGMなど、雰囲気が良く、居心地の良い店舗を作ることもサービスの一つです。
無料のドリンクや雑誌・漫画が用意されていたり、洗剤のボトルキープがあったりなど、他店との差別化が図れるサービスを考えましょう。
まとめ
コインランドリーで副業をすることは、初期投資のことを考えると、不動産投資で副業するよりも簡単に始められるかもしれません。
しかし、コインランドリー単体で収益を出したとしても不動産より少額かつ、安定性が少ないこともまた現実です。
コインランドリーでいきなり副業を始めている方はかなり少なく、既に不動産投資を何件か行ってからコインランドリーを始める方や、所有物件の一角でコインランドリーの副業を始めるなど、ある程度副業の経験を積んだうえで運営している方が多いです。
まずは、コインランドリーから副業を始める前に、他の副業も検討、経験を積んでコインランドリーで副業をすることをおすすめします。
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