未経験者がプログラミングを副業にするための心得、基礎知識から注意点まで

副業が世の中に浸透してきたなか、本業や転職にもメリットの多いプログラミングを使った副業が注目されています。

 

今回はプログラミングを全く知らない未経験者が知っておくべきプログラミングの情報をまとめました。

 

プログラミングで副業を始めたいという方は、是非参考にしてみてください

 

未経験者が覚えておきたい副業で行うプログラミングの基本知識

プログラミングで副業をする前に、未経験者や初心者の方であれば、ますはプログラミングに関する基本的な知識をおさらいしておきましょう。

 

プログラミングとは

プログラミングとは、コンピューターが理解できる言葉＝プログラミング言語を使って、仕事の指示を出すことを指します。

 

例えば、今目にしているWebページや大手通販サイト、銀行などの金融システムやロボット、さらにIoT家電などもプログラミングを用いて作られています。

 

また、プログラミング言語は数多く、言語によって作れる物も異なるため、未経験者や初心者の方は学習前に「どの言語で何が作れるのか」を知っておくと良いでしょう。

 

副業で行うプログラミングを使った仕事について

副業で行うプログラミングで扱う案件はほとんどWordPressというツールを使ったものになります。

 

WordPressとはWebサイトを作成できるツールであり、世界にある30％以上のWebサイトはWordPressで作成されています。

 

未経験から始める副業としては、WordPressのカスタマイズやWebサイト制作を行う案件が多いでしょう。

 

未経験でもプログラミングを副業にするメリット

プログラミングの基本的な情報を確認したところで、未経験者がプログラミングを副業にするメリットは何なのかを紹介していきます。

 

専門的なスキルが身につく

プログラミングの副業で得られるものは、収入だけではありません。

 

今後のキャリアに関わる「スキル」や「実績」も身に付けることができます。

 

今後、深刻なエンジニア不足の時代が到来すると予測される中で、スキルと実績を持ち、手に職をつけることは大きなメリットといえます。

 

プログラミングの仕事は非常に多岐に渡り、それぞれの仕事にあった技術力を身に付けることができれば仕事に困ることはないでしょう。

 

スキルに加え、しっかりとした実績があれば、さらに大規模なプロジェクトに参画して単価が高い案件を取ることもできます。

 

副業で経験を積み、スキルを身に付けることで、お金と同時にお金以上の価値を得ることができるのです。

 

自由度が高い

プログラミングで副業をしようとすると、中には企業に常駐しなければならない案件もありますが、Web業界に限っていえば、場所に縛られずリモートで働ける案件が豊富にあります。

 

納期はもちろん設けられていますが、それさえ厳守すれば皆さんの好きな時間に作業することができます。

 

パソコン1台あればどこでも作業ができるので、仕事終わりにカフェなどでゆっくり作業できるのは未経験者や初心者の方にとっても、大きなメリットといえるでしょう。

年齢が関係ない

プログラミングに年齢は関係ありません。

 

プログラミングの世界で求められるのは「どんなものがつくれるのか」です。

 

プログラミングの勉強は何歳からでもはじめられます。

 

今はインターネットやプログラミングスクールなど、プログラミングの勉強に最適な環境がたくさんあるため、未経験でも始めようと思えば今この瞬間からできます。

 

副業で行う小さな案件であれば経験を問われないものが多く、プログラミングを学べば未経験者でも仕事が獲得しやすいです。

 

成果報酬型が多く副業と相性が良い

プログラミングの副業は基本的に成果報酬型ですので、成果物を納品すれば、その時点で案件は終了となり報酬を受けとることができます。

 

そのため、本業にあわせて仕事量を調節しやすいです。

 

また、案件のプロジェクトにおいて、常に最後まで参画しなければならないわけではありません。

 

大規模なプロジェクトであれば1年以上続くこともありますが、「3か月間だけ契約を結び、満了すればプロジェクトから離れる」という働き方も可能です。

 

自分の都合に合わせて働く期間を調整できるため、短期的な副業を望んでおり、なおかつスキルも身に付けたいと考えている方にとっては最適でしょう。

 

未経験者が覚えておきたい副業で使うプログラミング言語

プログラミングといってもたくさんの言語があり、覚えなければならないことも数多くありますが、その中でも勉強しやすく未経験者の方が副業として取り組みやすい、覚えておくべき言語について紹介します。

 

HTML・CSS

Webサイトの制作に必須となる言語です。

 

厳密にはマークアップ言語と呼ばれるものですが、ここでは未経験者の方や初心者の皆さんの混乱を避けるためにプログラミング言語として紹介します。

 

HTMLでページの構造を決め、CSSでデザインを施します。

 

HTMLはコンピューターに対して、Webページの文章が「見出し」や「段落」、「画像」であることを伝える言語です。

 

CSSは、文字の大きさや色、背景色といった装飾に関する指定を行います。

 

HTML・CSSが書けるようになると、自分でWebサイトを作れるようになります。

 

また、HTML・CSSを知っているだけでWordPressというツールのカスタマイズ幅が広がります。

 

PHPやJavascriptといったプログラム言語に比べて理解しやすいので、未経験者が副業で取り組みやすい言語です。

 

JavaScript/JQuery

Webサイトに動きを付けたり、フォームの入力チェックなどの処理に使う言語です。

 

Webサイトの他にもデスクトップアプリやスマートフォンアプリの制作など、さまざまな場面で使用されています。

 

JavaScriptが扱えると、Webサイト制作の幅がグッと広がります。

 

JQueryは、JavaScriptのよく使うコードをひとまとめにして、簡潔にかつ使いやすくしたものです。

 

PHP

PHPはWebサービスやWebアプリなど、Web開発に適したプログラミング言語です。

 

PHPを学べば、お問い合わせフォームに入力された値を送受信したり、カートに入れた個数を自動で計算させたりすることができるようになります。

 

文法がわかりやすく、基本的な文法を覚えてしまえば簡単にプログラムできるので、初心者でもはじめやすい言語です。

未経験者がプログラミングで副業をするうえでの注意点

未経験者や初心者の皆さんがプログラミングで副業にする際、陥りがちなミスなどを紹介し、その対応や対策方法を紹介していきます。

 

自己管理が必須

これは、プログラミングに限らず全ての副業でいえることですが、副業を行う際は自己管理を徹底することが重要です。

 

会社員であれば、決まった時間に出社して与えられた仕事をすれば給料がもらえますが、プログラミングを始めとした副業のほとんどは、仕事の環境を自分で整えなければなりません。

 

継続的な副業をするためにも、時間管理や体調管理、仕事の進捗管理などを自分ですることが必要になります。

 

独学だけでプログラミングの副業を未経験から始めるのは難しい

独学だけだと、プログラミングの副業を未経験から始めるのは難しいです。

 

なぜならプログラミングは専門性が高いので、独学だけだと挫折しやすく、学習のルートも明確にわかりません。

 

第三者からのアドバイスや指導もないと、プログラミングで実績を積むのは難しいです。

 

よってIT企業への転職やプログラミングスクールに通って、スキルと経験を積んだあとの方がプログラミングで副業しやすいでしょう。

 

経験値が少ないと仕事が獲得しにくい

プログラミングで副業をする場合、経験値が少ないと仕事は獲得しにくいです。

 

人気のある仕事なので応募倍率も高く、未経験者や初心者が応募できる案件も多くないからです。

 

ここで挫折しないためにも、最初の2～3年は単価の安い簡易な案件で経験を積み、実績を積んでから本格的に稼いでいく方法が良いでしょう。

 

現場トラブルへの対応

未経験者や初心者がプログラミングを副業にする際、苦労するケースが多いのが、現場で起きたトラブルに対応できないことです。

 

これは経験が少ないが故に対応できない場合に起き、本業で勤める会社と違い、上司に相談することもできないため、ひとりで問題解決できず困ってしまうというパターンです。

 

このようなトラブルを避けるためには、自らの経験と持っているスキルを考慮し、背伸びし過ぎずに案件を取っていくようにしましょう。

 

未経験でもプログラミングを使った副業で成功するコツ

プログラミングを副業にしようとすると、様々なことに注意をはらいながら案件をこなさなければならないことがわかりましたが、一方でこれから紹介するコツをおさえれば成功へ近づくこともできます。

 

学習しやすい言語から学ぶ

初心者や未経験者がプログラミング言語を学ぶ際には、学習しやすいものから選んでいくようにしましょう。

 

プログラミングの学習者は9割が途中で挫折するといわれています。

 

すぐに挫折しないために、プログラミング学習の挫折率が低い言語、そして継続率の高い学習方法を追及していきましょう。

 

初心者や未経験者が学びやすい言語を探すコツとしては、「プログラミング案件が豊富な言語か」「学んだことが応用できる言語か」「IT業界の需要とマッチしているか」の3つです。

 

基本的には最初にHTMLやCSSを学び、思い通りにWEBサイトの制作ができるようになったら徐々に扱う言語を増やすことで、引き受けられる案件の幅を広げていくイメージで進めましょう。

 

プログラミング案件を複数引き受けて実績を増やし、継続受注を目指す

初心者や未経験者でプログラミングの副業を始める際は、まずは実績を増やすことが肝心です。

 

実績を増やすことでポートフォリオを充実させられるので、依頼者がスキルセットを把握しやすくなり案件を受注しやすくなるでしょう。

 

案件を継続して引き受けられるように、初めのうちはクラウドソーシングサービスなどを活用して簡単な案件から始め、徐々に案件の難易度や引き受ける案件数を増やすのがおすすめです。

 

受注案件の数は想定よりも少なめに引き受け、スケジュールに余裕を持つ

プログラミングの副業を始めたての頃は、思ったよりも1つの案件に時間がかかることがあります。

 

初めての作業に戸惑ったり、クライアントの要望をうまく汲み取れなかったり、エラーを解決できない等、様々な問題が発生するでしょう。

 

プログラミングの副業案件の多くは成果報酬型で完成したものを納品する形なので、期限内に納品できないと報酬が得られません。

 

プログラミングで副業する場合、本業以外の限られた時間で作業するので、時間やタスクの管理が重要です。

 

本業のためにも副業のためにも、未経験者や初心者の方は初めのうちは案件数を少なめに受注し、スケジュールに余裕を持つことが大切でしょう。

 

そのほかの副業についてや、副業で成功するために必要なことはこちらの記事もチェック！

《2021年最新版》サラリーマンにおすすめの投資型副業ランキング５選 ＆ おすすめできない投資型副業ランキング３選！

 

プログラミングを使った副業を探す方法

近年は、インターネットを活用することで、未経験者や初心者の方でもパソコンやスマホがあれば簡単に副業を探すことができるようになりました。

 

政府が副業を後押ししている影響もあり、インターネット上にはプログラミングを含めたさまざまな副業を紹介するサービスが多数誕生しています。

 

ここではおすすめの副業を探す方法について紹介します。

副業エージェントの活用

本業が忙しく、ゆっくり時間をとって副業を探すことが難しい人であれば、副業エージェントを活用することをおすすめします。

 

プロフィールシートに経歴やスキル、希望の職種などを記入して提出すれば、エージェントがあなたの代わりに仕事を探してきてくれます。

 

紹介された複数の案件の中から希望のものを選ぶだけなので、時間をかけることなく効率的に副業を探せます。

 

クラウドソーシング

クラウドソーシングサイトに登録して副業を探す方法もおすすめです。

 

多くの仕事がクラウドソーシングサイトを通じて募集されており、プログラミングを始めとしたIT関連の仕事も多数あるので、比較的早く仕事を見つけることができるでしょう。

 

不特定多数の人を対象に募集をかけるので、案件ごとの単価はあまり高くないことが多いですが、副業を始めたばかりの初心者や未経験の段階であれば、クラウドソーシングで気軽に仕事を探すのも良いでしょう。

 

まとめ

プログラミングの分野は、IT化が進み続ける現代においてまだまだ成長の見込める分野です。

 

そのため初心者や未経験者でもプログラミングを始めることは副業としても大いにチャンスがあります。

 

プログラミングは覚えることが多く、成果が出るまである程度の辛抱は必要ですが、しっかり向き合っていけば副業だけでなく、本業においても自身の今後の可能性も広げていけるものです。

 

あせらずじっくり頑張って下さい。

 

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