メルカリで圧倒的に多いトラブルの対処法!事前に抑えておくべきこと
メルカリで圧倒的に多いトラブルの対処法!事前に抑えておくべきこと
今回はメルカリで実際に起きたトラブルについて解説していきたいと思います。
個人間での取引となり、お金が絡む以上トラブルが起こる可能性はゼロではありません。
メルカリを始めたばかりの人も今まで、トラブルになったことがない人もいつ巻き込まれてもおかしくはありませんので事前知識としてしっかりと身に着けておきましょう。
ただ、トラブルといわれると怖い印象も受けると思いますが今まで大きな裁判になるとかそういうことはないようなのでそこはご安心ください。
メルカリヘビーユーザーの私自身も大きなトラブルはありませんが、買った商品が発送されずキャンセルするケースや、取引終了後の評価を行ってくれないという小さなトラブルがありました。
そんな時にどうしたらいいのかということを初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
記事を読みことでメルカリの基本的なトラブルの対処法、事前に回避するための策が学べます。
メルカリのトラブル事例【購入者編】商品が発送されない
ほしい商品を見つけた後購入手続きを行っても商品が発送されてこないケースが時々おきます。
出品者が忙しくなってしまい発送手続きができてなかったり、そもそも発送するのを忘れてしまっていたりと理由は様々です。
商品が発送されないときの対処法は購入者側からのキャンセルが可能です。
しかし、出品者が設定している「発送までの日数」を過ぎている場合に限ります。
「発送までの日数」を過ぎると取引画面下にキャンセル申請フォームが表示されているのでそこから申請しましょう。
尚、「発送までの日数」を過ぎてのキャンセルは出品者の合意は必要ありません。
発送期限の考え方
購入者の支払い完了後から数え、設定されている最長日数までが期限となります。
【例】1月1日12時00分に購入者が支払いを完了した場合の発送期限
1〜2日で発送:1月3日12時00分まで
2〜3日で発送:1月4日12時00分まで
4〜7日で発送:1月8日12時00分まで
キャンセルは場合によってはペナルティを受けることもありますが、出品者側の問題になる為、購入者ペナルティを受けることはありません。
また、購入ボタンを押しているため、すでに商品代金などは一度支払われていますが、メルカリ事務局での取引キャンセル処理が終わり次第返金されますので、ご安心ください。
メルカリのトラブル事例【出品者編】購入後、商品代金が支払われない
出品者の場合、購入後されたものの商品代金が支払われないということがあります。
支払われない理由として一番多いのはほかに安い商品を見つけたためなど購入者側の問題が起きた場合です。
もちろん、やっぱり必要なくなったため取引を勝手に中断しているケースもあります。
購入者の支払い期限は購入手続きから3日(購入日を含む3日目の23:59:59)です。
10日に買った場合は12日の23:59:59になりますが基本的には購入直後にやってくる方がほとんどですので決済してくれるのを待ちましょう。
また、購入者から万が一支払いがなくても商品発送は支払い完了後になる為、手元に商品はあるはずですし、メルカリに支払う販売手数料(10%)の処理も一連の取引がすべて完了してからになるので大きな問題はありません。
出品者の場合、取引が始まったときからキャンセル申請ボタンがあります。支払い期限を過ぎても支払いがない場合はここからキャンセル処理をしましょう。
よく初心者の方はせっかくの購入者が現れたのだから待ってみようなどと考えがちですが、経験上、支払い期限までに入金してくれない方は基本的にその後も支払われない可能性が非常に高いです。
もちろん何かしらの理由で遅れる可能性もあるかもしれませんが基本的にメッセージなどでご相談が入ると思うので、支払い期限が過ぎてかつ連絡がない方はすぐにあきらめて、別の購入者を探すことをおすすめします。
尚、取引が始まったときからキャンセル申請ボタンがありキャンセルは可能ですが自己都合のキャンセルはメルカリから何かしらのペナルティを受ける可能性があるのでやむを得ない事情を除いて使わない方がいいでしょう。
メルカリのトラブル事例【出品者編】取引が完了しない
メルカリのシステム上、購入者からの支払いを受け取るには下記ステップが必要です。
1出品された商品が購入される
2購入者に決済手続きをしていただく
3商品を発送する
4商品を受け取る
5受け取り後、今回の取引の評価をする
この5番の最後の評価を受け取るまでが一連の取引となっているため、商品を受け取り後も評価が得られず売り上げがなかなか支払われないことがあります。
一番の要因は忘れている可能性が非常に高いです。
特に初心者はこの仕組みを理解していない人もいます。
その為、なかなか評価が得られずお金を受け取ることができないときは「商品は無事届きましたでしょうか?届きましたら、受取評価をお願いします」など一度メッセージをしてみましょう。
メッセージをすることでだいたいの人が気づいて対応してくれます。
しかし、なかにはこのメッセージを受け取っても、反応がないことがあります。
その時はメルカリ事務局に依頼することで解決することができます。
商品の発送通知を行った8日後の13時以降かつ購入者の最後の取引メッセージから3日後13時以降はメルカリ事務局で対応していただくことができます。
この条件を経過した場合はつまり、購入者からの連絡がなく発送通知から9日後の13時を過ぎると自動的に取引完了したことになります。
ただし、例えば、商品に何かしらの問題があり、当事者間でメッセージのやり取りをしている場合などはメルカリ事務局も介入することはできません。
メルカリのトラブル事例【購入者編】商品を横取りされた
メルカリを使った人であれば画像に〇〇様専用みたいなものが書いてあるのを見たことある人も多いのではないでしょうか?
これはメルカリのオフィシャルルールではありませんが、ユーザー間で値段交渉しているときや取り置きをしている場合にやっている方が多いです。
しかしオフィシャルルールで買ってはいけないとなっているわけではないので、購入手続きをすることは可能です。
実際専用商品になっていても買ってくるユーザーはいます。
購入を検討して、〇〇様専用としていた人からするとむっとするとは思いますが、オフィシャルルールでない以上先に購入した方に権利があると考えるのが妥当と言えます。
横取りを推奨するわけではありませんが、規約違反でない以上メルカリ事務局も対応してくれる可能性は限りなく0に近いです。
メルカリのトラブル事例【出品者編】専用商品に変えて出品したが購入されない
先ほども申し上げた通り〇〇専用となった商品でも購入されないケースも見受けられます。
値段交渉などいろいろした上で買われないなんてうんざりしてしまいますよね。
その為、専用商品とする場合は明日までに購入しなければ専用を解除しますなどと事前に期限を設けておく必要があります。
また、何度もそういう方の相手をするのは面倒ですので、専用商品を解除する場合は、その方をブロックする方が賢明です。
ブロックすれば二度と関わることはないので、マナーを守れない人の相手をするのはやめましょう。
トラブル回避テクニック【ユーザーブロック】
先ほどから何回かユーザーをブロックしましょうというお話をさせていただきましたが、念のため、ブロックについても解説いたします。
ブロック機能を活用すると、特定のお客様からの購入・コメント・いいね・フォローを制限することができます。また、ブロックしたとしても相手に通知されることはありませんのでご安心ください。ちなみに取引中の相手をブロックしても取引は継続されます。またブロック機能はアプリのみ対応しております。
ブロックの設定方法
ブロックしたい会員のページの右上にある「…」をタッチする(Androidは「︙」)を押します。
そうすると「この会員をブロック」という選択肢が出てきますので選択
ブロックの解除方法
ブロックしているユーザーを一覧で見る場合「マイページ>個人情報設定>ブロックした一覧」から確認することができます。ここから会員ページに飛び
ブロックしたい会員のページの右上にある「…」をタッチする(Androidは「︙」)
「ブロックを解除」から解除が可能です。
メルカリでブロックする方法!相手はどう見える?
メルカリのトラブル事例【購入者編】商品が届いてからの返品・返金対応
いざ商品が届いて確認したら商品説明にない傷や汚れやそもそも動かないなど起こる可能性があります。
この時一番大切なことは商品受け取り後の評価をしないということです。
先ほどから申し上げている通り売上金の移動は評価をして初めて移動します。
それまではメルカリ事務局の手にあるようなものですので事務局側でもトラブル内容を伝えれば対応してくれることが多いです。
しかし、評価が終わっていると売上金が移動してしまっているので取引のキャンセルが難しくなってしまうのです。
その為、変な商品が届いたからと言って評価1にしてから返品・返金などを求めるのではなく評価せずに適切な処理をしましょう。
ちなみに商品によっては説明文にノークレーム、ノーリターンとしている出品者を見かけますが、これはメルカリのオフィシャルルールで禁止されています。
あくまでもガイドラインはすべて公正な取引をするためのルールですので、泣き寝入りせずに対処していきましょう。
メルカリでトラブル時の返金注意点
当たり前のことですが、購入者の自己都合での返金は難しいです。
サイズが合わなかったとか思っていたのと違うとかのようなことでは認められません。
あくまでも出品者に落ち度がある場合にのみ対応してもらえることだということを理解しおいてください。
メルカリのトラブル事例【購入編】偽ブランドへの対応
メルカリでブランド品を買うときは注意が必要です。
ブランド品はたくさん売られていますが、値段が極端に安かったりするものは偽物の可能性があります。
偽ブランド品を出品することはメルカリの規約で禁止されていますが、出品者が偽物だと理解せずに出品している可能性も0ではありません。
ちなみにメルカリのページにも記載されていますが、偽物の販売は懲役10年以下、罰金1000万円以下という刑罰がかされる可能性がある重大な犯罪行為ですのでご注意ください。
また、届いた商品をみて、偽物のように感じたら、評価はせずにまずは出品者に連絡をしましょう。
出品者が返品・返金に応じてくれるのであれば手続きを進めて、連絡がない時はメルカリ事務局の指示に従い、適切な対応を行いましょう。
また、全ユーザーでメルカリが安全に取引できる場所となるように、メルカリ事務局だけに頼るのではなく偽ブランド商品を見つけた際は報告作業も行っていきましょう。