【メルカリの取引マナー】取引前に知っておくべきマナー
【メルカリの取引マナー】取引前に知っておくべきマナー
メルカリ利用時にマナーを意識したことはありますか?コメント欄への投稿など取引を行うためにマナーを覚えておけばスムーズに取引することが可能です。
そこで今回は、メルカリの取引マナーについてお話したいと思います。
メルカリでは取引相手の顔が見えません。その為、実店舗の購入とは異なり、言葉遣いなどで取引相手に不快な思いをさせてしまう恐れがあります。
これは出品者でも購入者でも一緒です。出品者の場合は匿名発送が可能ですが、匿名だからと言ってメルカリでの取引マナーを守らないと思わぬ低評価につながりますので注意が必要です。
もちろん、絶対的なルールがあるわけではありませんが、一般的なマナーとして理解しておきましょう。
挨拶をする
日常生活において挨拶をすることは一般的なことですが、メルカリの取引にも行うことをおすすめします。
挨拶をしなければならないというルールがあるわけではありませんが、挨拶する人としない人であれば挨拶する人の方が皆さんいいというと思います。
購入する人の例
購入させていただきました。短い間ではありますが、よろしくお願いいたします。
出品者の例
ご購入ありがとうございました。短い間ではございますが、よろしくお願いいたします。
また、出品者の場合、質問や値下げ交渉がコメントで入る場合があります。
サイズや発送方法など質問内容も様々ですが、一番購入角度の高いのは質問などのコメントをした時なのですぐ返信することを心がけるようにしましょう。
メルカリの取引をやったことはわかると思いますが、メッセージのやりとりはなくても取引が成立します。
しかし、挨拶に返信がなかったり、連絡がなかったりと取引相手が不安に感じることがあります。
相手に不安な思いをさせないよう、気配りをすることで良い評価にもつながりますので丁寧な対応をしていきましょう。
言葉遣いを慎重かつ丁寧に行う
メルカリは企業努力もあって、本当に幅広い年齢層に活用されています。
取引相手の顔が見えないからこそどんな人にも対応できる適切な言葉選びが必要です。
例えば、出品している側だと無理な値下げ交渉が入ることはよくあります。
もちろん極端な値引き交渉をしてくるユーザーもよくないのですが、「無理」など単語で返すのではなく、「コメントありがとうございます。申し訳ございませんがこちらの商品は値下げが難しい状況です。現在のお値段でご検討いただけますと幸いです。」など丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
相手に失礼があるといいことはありませんのでメッセージ確認を行ったうえで適切な言葉で返信しましょう。
冷静な対応をする
メルカリには月間2000万人もの利用者がおり、メッセージやコメントを行うと失礼な対応をしてくる人も中にはいます。
基本的にテキストのみでのやり取りとなる為、誤解が生じることも少なくありませんが、誤解や意味の取り違えなどの可能性もある為、もし感情的になってしまった場合は一度時間をおいてから再度メッセージを送るようにしましょう。
値下げ交渉は要注意
商品の価格は基本的に出品者が商品の状態や送料や手数料などを考慮して価格設定をしています。
その為、過度な値下げ交渉は基本的に通りません。
よく「〇〇円で即決します。」みたいな投稿や値下げ交渉不可と書いてあるのを無視して価格交渉をしている人を見かけますが、相手の気分を害する可能性が高いのでメッセージを送る前にしっかり出品者側の気持ちになって確認するようにしましょう。
また、値下げ交渉が通った際には必ず感謝の気持ち「ありがとうございます」という言葉を伝えましょう。
出品者への質問やリクエストにも要注意
メルカリで取引をする際に発送方法にリクエストがある場合は購入前に確認するようにしましょう。
「〇〇日まで取り置きをお願いいたします。」や「すぐ送ってください」など相手のことを一切考えない対応を大変失礼なので自分本位でメッセージするのは避けましょう。
個人情報にも要注意
メルカリは本名や住所を知らせなくても匿名取引が可能です。
しかし郵送代を浮かそうとして、直接取引などを希望する方もいらっしゃいます。
本名や住所を相手に知らせたくない人もたくさんいるので、個人情報の聞き方には注意いたしましょう。
特にコメント欄はほかの方も見える部分なので絶対に聞かれても個人情報を開示しないように注意が必要です。
メルカリの禁止事項にも要注意
メルカリではガイドラインで安全な取引ができるように禁止されている行為があります。
例えば、取引の手数料を浮かすために、メルカリが用意した決済方法以外での取引を促したり、商品情報を偽って取引をしたり、現金・医療品・医薬品・偽ブランド品など出品してはいけないものがあったりします。
取引を始める前にまずは一度ガイドラインを確認しましょう。
メルカリ取引 出品マナー
商品状態を正確に伝える
商品状態はできる限り正確に伝わるようにしましょう。
傷がありなし、色味、新品か中古かなど購入前に商品情報にウソを書くのはマナー違反です。
さらに出品者の都合で取引をキャンセルしたり購入後に取引のキャンセルを強要したりするのもマナー違反です。
メルカリ取引 購入者マナー
メルカリを利用する際に購入する意思がないにも関わらず注文したり、自己都合で必要なくなったなどでキャンセルしたりするのもマナー違反です。
また、購入後の値引き交渉や売却済の商品に取引を持ち掛けることや発送住所が正しく設定されていないことや購入手続き後に支払い方法を変えることや期限内の支払いをしないことなどは大変迷惑なとなりますのでご注意ください。
メルカリ取引 発送マナー
メルカリは出品時に着払いと送料込みの値段にするかを選ぶことができます。
当たり前のことですが、送料込みの値段にも関わらず商品を着払いで送るのはマナー違反になるのでやめましょう。
メルカリ取引 受け取りマナー
メルカリでは購入者が商品を受け取り、出品者側が購入者の評価をして初めて取引が完了します。
そして、出品者の評価が終わると始めて出品者に売上金が入る仕組みになっています。
その為、購入者が何日も商品を受け取れなかったり、評価をしなかったりすると出品者に大変迷惑が掛かります。
しかし、一度評価してしまうと評価内容を変更することはできません。
間違った評価をしないように評価する際もしっかり確認して対応しましょう
また、やむを得ない状況で返品を希望するときは、相手の意志を確認の上、返品合意後に商品を送るようにしましょう。相手の意志を無視した返品はマナー違反となります。
逆に購入者側からいい評価を強要されることや評価後に評価の変更を強要することも、マナー違反です。
評価を強要するのではなくいい評価がもらえるようにメリカリ取引のマナーを守って取引しましょう。
また、出品者も購入者側の評価をする必要があるので忘れないように正しく最後まで取引をしましょう。
メルカリでの嫌がらせや荒らし行為
メルカリでは嫌がらせや荒らし行為といった行動をとる方もいます。
例
◆特定のアカウントに必要以上に「いいね」やコメント、取引メッセージなどを送りつける行為
◆他人を傷つけるような悪意のあるコメントや取引メッセージの投稿
◆人種差別的表現を使ったコメントや取引メッセージ
◆他のユーザーの目に触れる場所に勝手に個人情報の公開
◆いたずらで購入する
どれも普通に考えたら起こる可能性は非常に低いですが、月間2,000万人ものユーザーがいるので何が起こるかはわかりません。
メルカリには「ブロック機能」や「コメントの報告」といった機能があるので適切処理をすぐにできるように知識として蓄えておきましょう。
出品者からの独自ルール
メルカリに出品されている商品紹介文の中には「即購入OK」や「コメントしてから購入してください」といった文章を書いてある人も見かけます。
このようなルールはメルカリで認めているわけではありません。
その為、「コメントしてから購入してください」と書いてあるからと言って必ずコメントしなければならないのかというとメルカリのシステム上は必要ないという回答にはなりますが、お互いに気持ちよく取引をするためには「即購入OK」となっていても購入後に「初めまして!購入させていただきました」など挨拶を送りましょう。
また、「コメントしてから購入してください」という人にもコメントしてから購入するようにした方が無難かと思います。
この他にも独自ルールを設けている人はいるかと思いますが、従えないような独自ルールをもともと強要するようなユーザーとの取引は思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もある為できる限り避けることをおすすめします。
まとめ
今回はメルカリの取引マナーについてお話させていただきました。
メルカリでは購入者も出品者も気持ちよく取引を行うためにお互いを尊重することがとても大切です。
メルカリの取引においては挨拶から始まるところを基本とし、一般常識の範囲で丁寧なやり取りを心がけましょう。