物販ビジネスで販路拡大、利益アップを狙う!ヨーロッパ輸入仕入れについて紹介
物販ビジネスで販路拡大、利益アップを狙う!ヨーロッパ輸入仕入れについて紹介
物販ビジネスで成功しやすくなるポイントは、競合が少ない商品カテゴリや販路を見つけることです。
しかし、昨今では国内での取引はもちろんのこと、海外から商品を仕入れることや、輸出する場合でも競合が激しくなり、利益が取りづらくなってきています。
そこで、今回は海外からの仕入れで比較的競合が少ないヨーロッパ輸入仕入れを解説していきます。
競合が少ない理由や、メリット、仕入れのポイントに至るまで詳細に解説しますので、ポイントをおさえて物販ビジネスで販路拡大、そして利益を増やしてきましょう。
ヨーロッパ輸入仕入れのメリット
まずは、物販ビジネスでヨーロッパの商品を輸入して仕入れするメリットとは何なのか、紹介していきます。
在庫の保管や発送をする必要がない
ヨーロッパのAmazonを使う場合でもFBAという受注処理から商品の梱包、発送、在庫管理を行ってくれるサービスを利用することができます。
有料にはなりますが、FBAを利用すればヨーロッパから仕入れた商品をわざわざ自宅保管で在庫を持つ必要はなくなります。
個人で輸入して物販ビジネスを行う場合でも、FBAを利用することで、販売商品のリサーチや開発に注力することが可能です。
質の高い商品が多い
中国から仕入れる場合に比べ、粗悪品と呼ばれる質の低い商品は少なく、値段が張ることもありますが、日本の商品以上に質の高い商品も多く存在します。
ヨーロッパならではのクラフトマンシップが100年以上受け継がれ、伝統の製法などが未だに残っているため、ちょっとしたお土産品のようなものでも質が高いのです。
競合が少ない理由、ヨーロッパ輸入仕入れのデメリット
このヨーロッパから商品を輸入して、転売するという方法、日本では中国輸入仕入れやアメリカから仕入れる方法に比べ、競合者が少ないという特徴があります。
なぜ競合があまり起こっていないのでしょうか。
それは、ヨーロッパに売っている商品で、日本に入ってきていないヨーロッパならではのもの、そしてその中でも、日本で人気や需要があって売れる物という条件を満たしたものが少ないからという大きな理由があります。
つまり、わざわざヨーロッパから輸入して需要があるほどの付加価値がある商品が少ないために、競合が少なくなっているのです。
そして、所得水準が日本とそれほど変わらないため、物価でも差がなく、日本で販売する場合の仕入れ値と売値の価格差を見つけることが難しいものなのです。
加えて、輸入するとヨーロッパからの輸入は、輸送費もそれなりにかかります。
個人で仕入れの独占契約をしない限り、仕入れ値を落とすことは難しく、かつ付加価値のある商品は少ないため、競合が少なくなっているのです。
ヨーロッパから輸入した商品を転売するコツ
物販ビジネスでヨーロッパから輸入した商品を転売する場合、どのような点を意識するとより売れやすい商品をリサーチすることや、利益率が良くなるのか紹介していきます。
レビューが100以上の商品に絞り込む
場面によって絞り込みを行うべき項目は異なりますが、ヨーロッパ輸入仕入れでは、独占仕入れを狙いやすいのでレビュー数で絞り込みます。
なお市場が成熟期に入ると独占仕入れが取りづらくなるので相乗り出品を狙っていきますがその場合は販売数やセラー数などで絞り込みます。
クラウドファンディングサイトのリサーチ
日本のクラウドファンディングサイトで“ヨーロッパ”や“ドイツ”などの国名、“ローマ”などの地域名で過去のヨーロッパ仕入れのプロジェクトを見ていきましょう。
成功したクラウドファンディングから、ヨーロッパからどのような商品を仕入れると成功しやすいのか研究すると、リサーチがより詳細にそして確実に売れる商品を見つけられるようになります。
仕入れ交渉
多くの資金を必要としないように、緻密な商品リサーチをする必要があります。
相場のチェックは、綿密に行い、輸入代行業者や現地で仕入れる場合、なるべく安く仕入れられるように、価格交渉をすることも恐れないようにしましょう。
特に個人で経営している店舗、市場で販売されている商品では値切りすることが可能ですので、英語などをある程度話せるようになるとより価格交渉で有利になります。
VATについて
VATとは、日本でいう消費税のことで、付加価値税と呼びます。
消費税と違うのは『商品によって税率が異なる』ということです。
ヨーロッパではこのVATを採用しており、国内の買い物ではあらゆる商品にVATが課税されます。
しかし、このVATはヨーロッパの国内取引の際のみに適応されるもので、実は国外に輸出する際には「消費地課税の原則」といって「輸出される商品の原価は、税抜きの原価でなければならない」という決まりがあるために、非課税となります。
この税率はEU加盟国の中でも各国微妙に違っていて、非課税になる割合も当然微妙に違います。
例えば、イギリスは20%で、ドイツは19%、イタリアは21%というようにかなり細かい数字ですが、VATが異なっています。
そのため、欧州Amazonで買い物をする際には、表示されている価格と、カートに入れて決済するときの価格に差異があることが多いのです。
このVATを生かすと、日本で同じような商品を購入するよりも税金がない分、安く仕入れることが可能になるのです。
ヨーロッパの商品を個人輸入する方法
競合が少なく、利益率も見込みにくいヨーロッパ輸入仕入れですが、利益率を出しやすくなる有効な仕入れ方法として、「個人輸入」という方法があります。
ヨーロッパ製の商品を個人輸入して、物販ビジネスを行う場合、どのような仕入れ方があるのか紹介していきます。
ネット通販サイトで購入
海外のAmazonから商品を購入する方法など、海外ECショップで商品を仕入れる方法があります。
この方法は、日本にいながら、商品だけが日本に到着します。
商品が日本側に入ってくると、ほぼ自動的に通関が行われます。
そのため、関税関連の書類提出や、税金還付に関する面倒な手続きを行う必要がありません。
現地で商品を購入して持ち帰る
海外旅行などに自分で行き、現地で商品を購入します。
その後、手荷物として持ち込み輸入するのです。
この場合、皆さんと商品が一緒になって日本に着くため、ECサイトを利用して仕入れるより確実に在庫を確保することができます。
日本到着後は、空港の税関職員に申告して貨物を輸入します。
ただし、税金還付される金額は決まっていること、そして自分で持ち込むことになりますので、仕入られる商品数は限られてきます。
輸入代行業者を通して購入
輸入代行業者を使ってヨーロッパから商品を仕入れる方法があります。
名前から分かる通り、注文や決済などを皆さんの代わりに代行業者が行ってくれます。
どうしても自分で商品を買うのが厳しい際は、商品のURLを代行業者に伝えて代わりに商品を購入してもらいます。
その後は、業者の指示に従い入金を済ませて、自宅で商品を待つだけです。
しかし、代行業者が間に入る分、少しだけ高くなることに注意です。
ヨーロッパ輸入仕入れで輸入代行業者を利用する場合の一連の流れ
外国から商品を仕入れる際、言語が分からないことによるトラブルや、ミスを避けたいと思う方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな輸入仕入れ転売初心者の方にぜひ知っておいていただきたい、輸入代行業者を使った仕入れ方法について紹介していきます。
欲しい商品を伝える
まず、各ECサイトなどでリサーチをして、輸入したい商品が見つかったら、代行業者へ商品情報を伝えます。
商品のカタログページをカメラで撮影して送付、商品が掲載されているURLなどを伝えます。
合わせて商品の色やサイズも一緒に送ります。
また仕入れ用に購入する場合、購入に関しての注意点等があれば、そのことも一言加えておくと、トラブルのリスクを小さくすることができます。
見積り
欲しい商品を伝えると、数日で代行業者側から見積りが届きます。
主に3つの項目が届きます。
商品代金、国際送料、代行手数料、この3つが含まれたものが見積書として送られてきます。
そのほか、商品が自分に直送される場合と、業者経由の場合で見積り金額が変わってきます。
入金
代行業者から指示された見積金額に納得したら、入金をします。
少しでも不明なことがある場合は、必ず入金前に確認をしてください。
また合わせて、サイトや電話番号などの情報から、「素性調査」をします。
依頼する業者のホームページには「特定商取引法」に関する記載があるのかを確認してください。
なるべく代表者の顔やこれまでの経歴がはっきりと掲載されている業者を選びましょう。
インターネット上でしっかり会社情報が出ているところは、それだけ真剣に運営しているという証明です。
代行で購入
代行業者への入金を終えると、いよいよ商品を代理購入します。
このとき、商品の配送先欄を「依頼者」「代行業者」にするかによって、関税や消費税を支払うタイミングが変わります。
配送先を依頼者にした場合は、皆さんの自宅へ商品が届いた際に配達員に料金を支払います。
仮に、配送先を代行業者にした際は、見積書の中に関税や消費税、その他の諸費用が含まれるため、荷物の受け取り当時に、何らかの費用を支払う必要がありません。
ヨーロッパ輸入の注意点
ヨーロッパから商品を輸入して物販ビジネスを展開する場合に注意したいポイントを紹介します。
輸入できない物や難しい物がある
ワシントン条約に引っかかる、動物の革や角を使った商品、また、使用量や用途が厳しく制限されている化粧品や薬類は厳しく制限されているので、輸入が難しいのです。
そのため、高価な取引が望める動物革の商品や、ブランド物の化粧品でも輸入できないことがあるため、あらかじめ日本に輸入できる商品をジェトロのホームページなどでチェックしておくと良いでしょう。
個人で商品を輸入する際、詐欺に遭ったら取り返すことは難しい
海外から商品を仕入れる場合、注意しなければならないのが詐欺サイトの存在です。
言語やドメインの違いによって、日本のサイトに比べれば、詐欺サイトを見破ることは難しくなります。
しかし、一度詐欺に遭うと、日本国内の法律が適用されないため、被害の救済はほぼされないと考えるべきでしょう。
トラストマークといわれるヨーロッパの通信販売で信用を得ているサイトを選んで、仕入れをすると良いでしょう。
日本で人気を集めるヨーロッパの商品
ヨーロッパ輸入で物販をすると人気を集め、利益に繋がりやすい商品を紹介していきます。
ブランド品
ヨーロッパは日本でも有名なブランド品の宝庫です。
ルイヴィトンやエルメス、シャネルなどハイブランドの宝庫なのです。
このようなハイブランド品が日本に比べ、ヨーロッパの方が安く購入することができます。
理由としては、日本でハイブランド商品を購入する場合、商品の値段プラス税金、この費用に加え、輸入にあたる費用・広告料などの諸経費が上乗せされているからです。
しかし、ヨーロッパで購入する場合、諸経費がかからないため価格が抑えられるのです。
実際日本で買うと約11万円するルイヴィトンの長財布が、ヨーロッパの公式サイトでは84300円(レート変動により異なる)で購入することができます。
また、ブランドにもよりますが、セールが開催されて50~80%値引きされて販売されているものもあります。
革小物から、服飾品まで幅広く人気なので、仕入れ値は高くなりますが、現地仕入れの際にはぜひ狙っておきたい商品群です。
美容品
香水、ハンドクリーム、歯磨き粉など現地でしか売っていないものを仕入れると付加価値を出すことが可能になります。
このような商品はブランド品などに比べれば、かなり安く仕入れることができますし、Amazon等でも取り扱いがあるものも多いので、取引がしやすくなります。
一つ一つの単価は安いので、あまり利益を多くすることはできません。
まとめ買いなどをうまく使いながら、お得に仕入れて、販売していきましょう。
未上陸ブランド
輸入代行業者に依頼する形とはなりますが、日本にまだ上陸していない未上陸ブランドを仕入れて販売することも需要があるのでおすすめです。
このようなブランドの商品は、早めに仕入れるほど、競合者と明確に差別化できるのでリピーターも付きやすくなります。
パリコレクションなど有名なファッションイベントに参加したブランドでも、実は日本に上陸していないものも多いので、情報を逐一チェックしてはやめに行動を起こすと良いでしょう。
ただし、新しいブランドでも、値が張る物もあるので事前に仕入れ値がどのくらいになるのかチェックしておきましょう。
家電
ヨーロッパで生産された家電も日本では高い人気を誇っています。
バング&オルフセンや、ウィルファなどデザイン性が高いながらも、高品質の商品で日本向けの商品も数多く生産されています。
モダンなデザインから、レトロなデザインまで日本の企業も見本にするほど、人々を虜にする物が多いですが、一つ気を付けたいのは対応電圧の違いで、コンセントの形が違います。
販売する際には、コンセントの形や対応電圧の違いがあることをあらかじめ告知しておきましょう。
この告知をせずに販売すると、日本製の家電と勘違いをして、事故や使用できないといったトラブルとなり余計なアフターケアをすることになります。
ヨーロッパで作られた家電を転売する際には、必ず日本製の商品との違いを告知するようにしましょう。
最後に
ここまでヨーロッパ輸入仕入れについて紹介してきました。
物価の高さや言語の壁など、中国や東南アジア諸国から商品を仕入れる場合より難易度は高まりますが、伝統の製法で作られた商品や、質やデザイン性が高い日本未発売の商品もリサーチすることで多く見つけることができます。
ブルーオーシャンである今のうちにヨーロッパから商品を仕入れ、転売して物販ビジネスを発展させてみてください。
公式LINEでは、ヨーロッパ輸入仕入れのほか、中国や東南アジアからの仕入れノウハウや、輸出転売の方法まで、物販ビジネスの情報を幅広く扱っております。
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