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《2023年最新版》フリマアプリを徹底比較!メルカリ・ラクマ・PayPayフリマで物販ビジネス

2023.08.14 1,716
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《2023年最新版》フリマアプリを徹底比較!メルカリ・ラクマ・PayPayフリマで物販ビジネス

今回は、フリマアプリを徹底比較!現在、物販ビジネスを行うにおいて最も注目すべき、メルカリ・ラクマ・PayPayフリマの3つのアプリを一挙にご紹介し、それらがどれくらい物販(物販ビジネス)に向いているアプリなのかを比較検証していきます。

物販(物販ビジネス)で人気のフリマアプリとは?

フリマアプリとは?

フリマアプリとは、フリーマーケットのように個人間(CtoC)売買の場所を提供するプラットフォームのことです。

スマートフォンに内蔵されているカメラを利用し、出品する商品・製品を撮影したうえで、ユーザーが自分で値付けした価格で簡単に物販(物販ビジネス)を開始することができます。

取引にかかる手数料は物販(物販ビジネス)が成立した際に発生します。おおむね、販売価格の10%程度を出品者側が負担するシステムが多く見られています。

経済産業省の調査によれば、2018年のフリマアプリ市場規模は約6,392億円で、前年比32.2%増となっております。フリマアプリは2012年頃から出現したプラットフォームですが、約6年の年月で指数関数的に成長していることがおわかりいただけるのではないでしょうか。

フリマアプリ市場は、「不要品は捨てるより売るほうが効率的」「新品購入の際にリセールバリューを考えることができる」など、新しい消費行動を大きく拡大させ、物販(物販ビジネス)の発展にも大きく貢献しています。

フリマアプリとオークションアプリの違いとは?

フリマアプリが従来のオークションサービスと異なる点としては、「固定価格での取引が基本」「契約成立までの時間の短縮、手続きの簡素化が図られている」「売る側も買う側も、気軽に参加できる」「売値にこだわるオークションサービスとは違い、主に不用品の換金化を目的とするユーザー層が多い」などが挙げられます。

そのため、競合となるユーザーがあまり売値にこだわりがない場合も多いため、物販(物販ビジネス)を行うプラットフォームとしても注目されているのです。

フリマアプリは安く買う(仕入れる)ことができ、不要なものを売れる

フリマアプリは中古商品の取引がメインとなります。価格は低く抑えられるケースが多いため、購入者は安く買えて、出品者は不要なものを捨てずに換金可能です。

商品の売買代金をフリマアプリ事業者が預かり、商品到着後に売り手に支払われるシステムにより、取引時のトラブルのリスクは低減されます。スマートフォンさえあれば売買が成立するため、物販(物販ビジネス)の参入障壁が非常に低くなりました。

代表的なフリマアプリである「メルカリ」が実施した調査によると、フリマアプリ利用者の間では「売る前提(リセール)の買い物意識」がより拡大する傾向にあるとのことです。また、新品の商品購入単価自体が上がり、中古品への抵抗感、新品へのこだわりが減少する傾向が見られています。

若年層では、フリマアプリの普及によって、新品を数回使ってすぐに売る「ワンショット消費」が拡大するなど、これまでの消費者行動に大きな変化を及ぼしていることがわかっています。

【フリマアプリ比較】メルカリの物販(物販ビジネス)でのおすすめポイントとは?

メルカリは、まさにフリマアプリを牽引する存在であり、サービス開始5年で国内ダウンロード数7,500万を達成する快挙を成し遂げています。その他、月間利用者数は1,450万人以上、累計流通額は1兆円を超え、国内で最も定評のあるフリマアプリで、物販(物販ビジネス)のプラットフォームとしても多くのユーザーに利用されています。

「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」など、独自の配送方法を確立しているため、万が一の場合のトラブル補償も手厚くなっており、出品者・購入者ともに、住所や実名を明かす必要がない匿名配送も可能で、プライバシーも安心です。

また、「いいね!」した商品が値下げされたときに通知がいく仕組みや、検索条件の保存など、ユーザービリティーに配慮した数多くの機能を備えており、物販(物販ビジネス)のCtoCの取引において理想的な環境が整えられています。

フリマアプリ徹底比較!メルカリのメリット

参加ユーザー数が多いため、商品が多くの人の目に触れ、結果的に売れやすいのが特徴です。また、発送方法が豊富で、匿名配送やコンビニ発送などができる独自のサービスが用意されているため、用途に応じて使いやすいのもメリットだと言えます。

その他、売上金をメルペイ残高にチャージできるほか、メルペイ残高を使ってメルカリで買い物ができるのもポイントです。取引のキャンセルや発送方法の変更など、サービスのキメが細かいため、物販(物販ビジネス)初心者でも安心して利用できます。

フリマアプリ徹底比較!メルカリのデメリット

出品時は送料込みの値段設定にしないと売れにくいため、売上金から送料負担分と出品手数料(10%)の両方が差し引かれる点がデメリットです。

また、発送方法の選択肢が多い点はメリットでもありますが、初心者の場合、どれを選んで良いのか戸惑うユーザーも多いのがデメリットでもあります。

その他、購入前の事前認証などは必要ないため、即時購入することができますが、出品者が購入者を選択できるシステムはないので、取り置きなどはローカルルールでしか行うことができません。

フリマアプリ徹底比較!メルカリの特徴

出品手数料:売れたときに販売価格の10%
購入手数料:無料(コンビニ/ATM/キャリア決済の場合だけ100円)
引出手数料:200円
決済方法:クレジットカード・コンビニ・銀行・キャリア決済など

【フリマアプリ比較】ラクマの物販(物販ビジネス)でのおすすめポイントとは?

ラクマは、ダウンロード数2,000万程度と、メルカリに比べるとやや小規模ではありますが、商品が売れた場合にかかる販売手数料が3.5%(外税)と、非常に低い点がお得であることで、物販(物販ビジネス)のプラットフォームとして人気があります。

その他、楽天スーパーポイントが使えたり、売上金を楽天キャッシュにチャージして実店舗で利用できたりするなど、楽天ユーザーにとっての利便性が高いフリマアプリにもなっています。

もともt、ラクマは女性向けフリマアプリ「フリル」を前身としていますが、独自調査によれば、最近では男性ユーザー数も増加傾向にあるとのことです。

女性向けファッションブランドやハンドメイドアイテム、男女ともに人気のエンタメグッズやスマホ・家電など、ユーザー層の広がりとともに、取り扱うカテゴリーも拡大しており、取引単価も上昇傾向にあります。

 

ラクマの登録方法・使い方に知りたい方はこちら

 

フリマアプリ徹底比較!ラクマのメリット

ラクマは何と言っても、販売手数料が安い(商品の税別価格に対して3.5%)のがメリットです。また、売上金の振込手数料や振り込みスケジュールが優遇されるなど、楽天銀行を利用すればさらに便利になりますので、楽天銀行ユーザーの方がフリマアプリで物販(物販ビジネス)を行うならば、ラクマがおすすめです。

その他、出品者が事前に購入者を選ぶことができる「購入申請」があり、これはメルカリにはないシステムです。ラクマの売上金を楽天キャッシュにチャージし、楽天ペイの支払いに利用することもできます。

フリマアプリ徹底比較!ラクマのデメリット

ラクマはメルカリと比べるとユーザー数がやや少なく、商品が多くの人目に触れにくいため、早く売れない可能性があることがデメリットです。

また、販売手数料が改定され、受取金の計算方法がやや複雑になった(出品時に自動算出)こともデメリットとして挙げられます。

その他、独自の配送サービス「かんたんラクマパック」では、宅配コインロッカー「PUDO」や集荷サービスなどが利用できないことも留意しておきましょう。

フリマアプリ徹底比較!ラクマの特徴

出品手数料:売れたときに販売価格の3.85%
購入手数料:無料(コンビニ/ATM/キャリア決済の場合だけ100円)
引出手数料:210円(10,000円以上かつ楽天銀行なら無料)
決済方法:クレジットカード・コンビニ・銀行・キャリア決済・Paidy後払い・楽天ペイ・LINE Pay・d払い

よりラクマのメリットデメリットを知りたい方はこちら

【フリマアプリ比較】PayPayフリマの物販(物販ビジネス)でのおすすめポイントとは?

PayPayフリマは、スマホ決済サービス「PayPay」が運営するフリマアプリで、ヤフオクの一部商品をPayPayフリマ内で購入できます。その他、PayPayと連携してPayPay残高で支払うと、決済金額の1%のPayPayボーナスが還元される特徴があります。

PayPayフリマでの売上金は、PayPay残高にチャージ可能で、Yahoo! JAPAN各種サービスの他、全国のPayPay加盟店で利用することが可能です。

「PayPayフリマの購入で最大20%相当ポイントバックキャンペーン」など、大目玉のキャンペーンも随時開催されており、PayPayユーザーであれば使い勝手の良いサービスになっているため、物販(物販ビジネス)を始める際にすでにPayPayユーザーであるならば、検討の余地があるでしょう。

フリマアプリとしてはメルカリ・ラクマなどからは後発となっているPayPayフリマですが、メルカリによく似たUIをしており、フリマアプリの他サービスで利用に慣れているユーザーであれば、すぐにでも使いこなせるのではないでしょうか。

フリマアプリ徹底比較!PayPayフリマのメリット

PayPayのボーナスポイント還元や各種キャンペーン、残高チャージ機能など、PayPayユーザーであれば、物販(物販ビジネス)のプラットフォームとして利用価値が高いです。

また、PayPayフリマには「価格の相談」機能と呼ばれるものがあり、値下げ交渉時は提示価格に対して同意ボタンを押すだけで対応できます。値下げ交渉をする際のやりとりは不要なので便利です。

PayPayフリマの配送方法は「ヤフネコ!パック」「ゆうパック・ゆうパケット(おてがる版)」の2種類があり、匿名配送、最大170サイズまでに対応可能となっています。

フリマアプリ徹底比較!PayPayフリマのデメリット

PayPayフリマの支払い方法は、PayPay残高払いかクレジットカード払いとなっており、PayPayユーザー以外の利便性は低いのがデメリットでしょう。

また、送料は原則として出品者が負担するため、送料込みの価格設定が必須となります。その他、写真のアップロードに時間がかかるなど、出品時のユーザー導線などに改善の余地があると言えます。

フリマアプリ徹底比較!PayPayフリマの特徴

出品手数料:無料
販売手数料:販売金額の10%
購入手数料:無料
振込手数料:100円(ジャパンネット銀行だと無料)
決済方法:クレジットカード、コンビニ、ATM

フリマアプリの物販(物販ビジネス)について、今後の動き

ここで、博報堂生活総合研究所が発表した「消費1万人調査」の「サービス利用実態・意向」調査を見てみましょう。

これは、フリマアプリ、リサイクルショップ、ネットオークション、オンラインコンテンツ購入、家計簿サービス、サブスクリプションサービス、ネットスーパーなど、消費・買い物周りのサービスについて、「現在利用しているサービス」と「今後利用したいサービス」を聞いた調査結果です。

上記の図より、1位「ネットスーパー」(利用率11.4%、利用意向33.0%)、2位「インターネット上の家計簿サービスやアプリ」(利用率14.9%、利用意向30.3%)、3位「フリマアプリ(出品・販売)」(利用率18.2%、利用意向32.5%)という結果となり、フリマアプリは第3位の注目サービスとなっています。

年代別で見ると、「フリマアプリ」「家計簿サービス・アプリ」「音楽や動画などのサブスクリプションサービス」「スマホゲームへの課金」など、比較的新しいサービスは、若い世代ほど、利用率・利用意向ともに高いのが特徴です。

特に「フリマアプリ」は、10代で「購入」の利用意向が58.6%、「出品・販売」の利用意向が55.9%と、それぞれ過半数となっており、今後も「フリマアプリ」は、10代を中心とするユーザーに支持が広まっていく傾向があるといえるでしょう。

結論、物販(物販ビジネス)をフリマアプリで始めるなら、どのアプリがおすすめ?

今回は、物販(物販ビジネス)を行うにおいて最も注目すべき、メルカリ・ラクマ・PayPayフリマの3つのアプリを一挙にご紹介し、それらがどれくらい物販(物販ビジネス)に向いているアプリなのかを比較検証し、詳しくお伝えしてまいりました。

今回の検証では、メルカリは早く確実に売りたいユーザー向け、ラクマはより高額なものを安心して取り引きしたいユーザー向け、PayPayフリマはヤフオクおよびPayPayユーザー向け、といった印象を受けました。メルペイ・楽天ペイ・PayPayといった決済システムの有用性も理解した上で、自分に合った選択や使い分けが求められるでしょう。

初心者の方が副業で始める場合にもおすすめの物販(物販ビジネス)ですが、失敗しないために知っておきたいことは「成功するための正しい知識をつけること」です。

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