物販ビジネスでタイ仕入れをやってみよう!基本情報から注意点、売れやすくなるポイントを紹介
物販ビジネスでタイ仕入れをやってみよう!基本情報から注意点、売れやすくなるポイントを紹介
輸入転売などの物販ビジネスで差をさらにつけたい皆さん、今回はタイから商品を仕入れて日本国内で販売する方法について紹介します。
なぜタイから仕入れることが、物販ビジネスで競合者より差をつけることになるのか、タイ仕入れの基本を紹介した上で、仕入れる場合の注意点や失敗が少なくなるポイントまで詳細に紹介していきます。
タイ製商品を物販ビジネスで扱うメリット
タイからわざわざ商品を仕入れることに、物販ビジネスとしてどのようなメリットがあるのか紹介していきます。
開拓されていない分、競合者が少ない
タイからの仕入れは中国やアメリカなどの諸外国に比べると、競合者はまだまだ少ないといえます。
そのため、競合者が少なく今から始めれば早く利益を上げることができるようになります。
商品の品質が高い
タイで有名な商品の一つとして、ハンドメイドの革製品があげられます。
そのレベルは中国では製作できない芸術的なレベルともされています。
革自体の質、カッティングの技術、縫製の技術、そのすべてにおいてレベルが高く、日本の職人と比較しても劣らないといわれるほどです。
当然不良品も少なく、他の国から商品を仕入れるよりも優位性を出すことが可能になります。
デザインに独自性がある
タイには独自にハンドメイドの技術があるだけでなく、東南アジア独特の流麗なデザインは日本でも人気を集めています。
特に財布や小物入れ、絨毯、セラドン焼きなどの食器、服などが人気商品です。
そのほかにも食材が独自の味付けで人気がありますが、関税や法律に引っかかることもあるので今回は割愛させていただきます。
関税の優遇制度がある
日本とタイとの間には「EPA」という関税優遇制度があります。
これを活用することで、日本側、タイ側のそれぞれで関税がかからない場合が多いです。
一方、中国の商品は、現在EPAなどの優遇措置がありません。
この制度がある分、仕入れで他の海外からの仕入れに比べ優位性があります。
現地仕入れだが仕入れやすい
タイの商品を仕入れる場合、現地でしか仕入れることができませんが、首都バンコクに卸売市場が集中しているため、回りやすく、商品も仕入れやすいことがメリットです。
オリジナル商品が作りやすい
物販ビジネスが発展してくると、オリジナル商品を開発してさらに利益を大きくすることを狙う方もいます。
オリジナル商品を作ることで有名なのは、中国ですが、最小ロットが1000単位の所が多いです。
一方、タイの場合は100個単位で受け付けてくれる店舗が多いため、資金力がない個人でも、リスクを小さくして始められます。
また、買い付けをする際も10点ほどまとめて購入すると、価格を引き下げてくれる店舗が多いのも魅力です。
高利益率が狙える
タイの物価は日本の3分の1以下といわれています。
そのため、仕入れ価格を抑えて高い利益率を出すことができます。
国内の物販では新品の物を扱うと、平均利益率は10~20パーセント前後が相場ですが、タイ輸入転売なら最低でも30%、商品によっては60%、70%以上を狙うこともできます。
ヤフオクやメルカリで単純に転売などでも十分な利益は出ますが、オリジナル商品やブランド化することもおすすめです。
タイ仕入れのデメリット
差別化しやすいタイ仕入れですが、逆にタイ製商品を仕入れて物販ビジネスを行う際に発生するデメリットについて紹介していきます。
仕入れできる商品ジャンルや種類が少ない
タイ輸入ビジネスでおすすめの商材は革製品やアパレル、小物などですが、中国やアメリカに比べると仕入れできる商品ジャンルはかなり少ないのが現状です。
オリジナル商品は中国に比べると、ロット数が少なくても作りやすいのがメリットですが、こちらも生産できる商品ジャンルが中国に比べると少ないです。
これは経済的規模の違いや国土の違いによるものです。
現地仕入れしかできない
タイには中国やアメリカのような大型ECサイトが存在しないため、日本にいながら商品を仕入れることが難しいのが現状です。
そのため、現地に出向いて仕入れなければなりません。
当然、渡航費や時間がかかってしまうので、何度も繰り返して仕入れることは難しいことがデメリットです。
革商品によってはワシントン条約に引っかかる
革製品の質の高さがメリットとなるタイ仕入れですが、物によってはワニやクロコダイルなど輸入するとワシントン条約に引っかかってしまうものもあります。
素材の見極めが必要になるでしょう。
タイ語を覚える必要がある
タイに行って商品を仕入れるため、タイ語がある程度読めるようになる必要があります。
現地では英語表記も少ないため、どこへ向かうにしてもタイの言葉が読めなければ目的地へ行って商品を仕入れることもできません。
現地の方と会話して、値切り交渉するにしても、英語がほぼ通じないためタイの言葉が話せないと、かなり仕入れが難しくなります。
偽物が出回っているのも事実
中国よりも少ないですが、タイでも一定数の偽物が出回っていることを認識しておく必要があります。
シルバーアクセサリーかと思いきや、鉄にメッキ加工しているものや、本革のクロコダイル製品として売られた商品が革製品に似せた合皮の製品ということもあります。
タイの商品は現地でしか仕入れられないため、偽物についてはより気を付けていきたいものです。
タイ仕入れで失敗がなくなるポイント
わざわざタイに向かって商品を仕入れたのですから、失敗に終わることは避けたいかと思います。
ここからはタイ製商品を仕入れる際に、損なくそして不良品を掴まされにくくなるポイントについて紹介していきます。
不良品がないかチェックする
外国から商品を仕入れて物販ビジネスを行う場合、一番注意すべきことは品質です。
仕入れ値が安価でも、不良品や欠陥品が多いとそれだけで損になってしまいます。
出来れば仕入れてその日のうちに商品を検品して、欠陥があれば購入した店に交換へ行くようにしましょう。
現地でしか仕入れることができないタイ製商品だからこそ、商品の品質は注視していきたいものです。
現地の位置関係を把握しておく
タイ仕入れは現地に出向いて仕入れる形が多くなるため、仕入れ先の市場や店舗などの位置関係をはっきりと理解しておく必要があります。
事前にスマホの地図アプリで、空港から市場までの距離や所要時間、料金などを理解しておきましょう。
また市場の地図などがある場合は、目的の店舗や気になる店舗をあらかじめチェックしておくと良いでしょう。
現地についてからも無料の地図が配布されていますので、セクションごとにどのような商品を扱っているか、どのような順番で仕入れていくか決めると効率よく回ることができます。
価格を確認してから値段交渉をする
タイの市場で売られている商品は、値札がついていることもありますが、交渉次第で値切りが可能です。
最初に商品を購入する姿勢を見せると、値切りはできなくなってしまうので注意しましょう。
サンプルだけを購入するなら、値切りにこだわる必要はありませんが、本仕入れの時は通訳をつけるなどして、きちんと値段交渉できる体制を整えましょう。
暑さ対策をしておきましょう
タイは日本と違い、ほぼ1年中暑い国です。
首都バンコクにおける年間平均気温は29℃、平均湿度も70%超えで高温多湿です。
4~5月が最も暑く、日中戸外では気温が40℃近い日もあります。
そのため、どのような季節でもタイに向かう場合、暑さ対策は必須です。
また湿度も高いので汗も多くなります。通気性の良い服を着ていき、何着か替えを持っていくこともおすすめします。
こまめな水分補給、休憩も忘れずに行ってください。
涼みがてらに仕入れるお店で少し長めに滞在することも良いでしょう。
営業時間に注意
日本の市場と違い、営業時間が日によって異なることもタイの市場の特徴です。
例えば、水・木曜は午前7時から午後6時までですが、金曜は午後6時から午後12時までと大きく異なります。
また店によっても朝ゆっくり開店するところもあれば、夕方くらいに閉めるお店もあるので、特定の店舗のみで仕入れるのではなく、数店舗以上候補を出しておきましょう。
祝日に注意する
日本では年末年始が長期休暇になりますが、タイでは1日か2日ほどしか休みません。
ただしタイのお正月である、4月のソンクラーンという祭り期間には、長期間休むこともあるので注意が必要です。
滞在期間を決めておく
一般的にタイで商品を仕入れる方は、平均して2、3日程度の滞在をする方がほとんどですが、回る予定の店舗数が多いことや、交渉があるといった場合など長期間滞在する人もいらっしゃいます。
仕入れの量や荷物の配送の手配など、自分のペースに合わせて計画を立てるといいでしょう。
タイ製商品を販売する際におさえておきたいこと
タイから仕入れた商品を国内のフリマアプリなどで販売する際におさえるべきことについて紹介していきます。
メルカリなどで売れ筋商品をチェックしておく
日本で人気のカテゴリーやよく売れている商品などをあらかじめメルカリやその他のECサイトなどでリサーチしておきましょう。
季節に合っていないアイテムを出品しても関心を持ってもらえないですし、いくらお金をかけても売れ筋でない商品を出品しても利益にはなりません。
現地に着いてから仕入れる商品を決めることは非常に効率が悪いので、出国前に現状のニーズなどを把握しておきましょう。
メルカリであれば「タイ」「タイ製」などのワードで検索すると、どのような商品に高いニーズがあるのか、どのくらいの価格で販売されているのか把握することができます。
メルカリを使った物販ビジネスで利益を上げる方法についてはこちらをご覧ください。
出品日に注意する
メルカリやラクマなどのフリマアプリで出品すると、新着商品としてトップに表示されますが、時間が経過するにつれて検索結果は下に下がっていくので、見てもらえなくなっていきます。
出品した際にどのくらいの人に商品を認知してもらえるかによって、「いいね!」の数やコメントの有無、そして売れるかどうかが左右されます。
閲覧者数を増やすためにも出品する日も注意したいものです。
一番おすすめなのは、土日に出品することです。
お仕事や学校がお休みの人が多く、空いた時間にメルカリなどを見る人も多いためです。
平日と比べると閲覧者数がジャンルによっては数倍になるものもあります。
積極的に出品、またはページ更新を行うと良いでしょう。
出品した商品に興味を持ってもらうための工夫が必要
メルカリで検索をすると、表示されるのは商品の写真と値段だけです。
どんなに商品ページで詳細な紹介をしていても、写真を見て興味を持ってもらえなければ、タイから仕入れてもなかなか売れることはありません。
商品ページに入ってもらうために検索結果で表示される写真で興味を引きつつ、どのような商品なのかしっかり伝わるように、背景を作って商品を際立たせることなどの工夫をしましょう。
売れない場合は再出品も考える
商品を出品したものの、ずっと売れない、反応もないのはせっかくタイから仕入れをしたのに空しいですよね。
このような場合、ある程度期間を区切って、再出品するという手段を使ってみましょう。
目安としては出品して2~3日経っても「いいね!」やコメントが付かない、類似のタイ製商品が売れている場合、同じ商品が自分より安い価格で売れている場合です。
再度リサーチをかけて価格を再設定することや、写真の撮り方を変えるなど少し変えたうえでもう一度出品してみてください。
再出品して反応があった場合、出品時に問題があった部分の解明にもつながり、その後の物販ビジネスでも役立つので、売れないからといってすぐ諦めないようにしましょう。
値下げを前提として価格設定する
タイから仕入れた商品は、競合が少なく、しかも日本に比べ物価が安いため、質が高いながらも一つの商品で高い利益率を残すことができます。
そして、購入するユーザーもタイ製の商品に対しての相場観などがない方が多いため、多少相場より高すぎるほどの値段設定をしても問題ありません。
そこから価格交渉で値引きをしたとしても、値引いた価格が大きいほどお得感を打ち出すことができるので、結果として購入に繋がります。
自分がどの程度の利益率を確保したいかあらかじめ設定しておき、そこから値下げ交渉分で上乗せする金額を決めておくやり方がおすすめです。
最後に
ここまでタイで商品を仕入れて物販ビジネスを行う方法について紹介してきました。
最大のネックは現地に出向く必要があるということですが、手間がかかる分競合が少ないことや、物価も日本に比べて安く、良質な商品を多いため利益率が高くなることが大きなメリットです。
タイに旅行へ行くついでにぜひ物販ビジネス用に商品を仕入れて、多くの利益を作っていけるように工夫してみてください。
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