クレジットカードをせどりで使うポイント、メリットや規約違反などを解説
クレジットカードをせどりで使うポイント、メリットや規約違反などを解説
せどりでは必須とも言われるクレジットカード。
なぜ必須と言われるのでしょうか。その理由やクレジットカードを利用するメリットや最近問題になっている規約違反についてなど、せどりでこれからクレジットカードを使う方に是非おさえておいていただきたい内容をまとめて紹介していきます。
せどりでクレジットカードを使うメリット
まずは、せどりでクレジットカードを使うべき理由や、メリットについて解説します。
ポイントせどりが出来る
ポイントがどのくらい還元されるのかによっては、還元率が高いと、次の仕入れでお得に仕入れられることがあります。
これを「ポイントせどり」といいます。
ポイントせどりに関しては以下の記事に詳しい内容を載せております。是非ご覧ください。
信用度の高いクレジットカードヒストリーが可能
資金管理が出来ていれば、毎月利用額の支払いが可能です。
利用額をきちんと支払い続けることで、利用者の信用度が高まっていき、他のカードを発行する場合でも審査が通りやすくなることに繋がり、せどりの規模を拡大しやすくなります。
また、ポイントなどの優待も増えることに繋がるので、信用度を高めることで、よりお得に取引できるようにもなります。
せどりで使うクレジットカード選びのポイント
せどりでクレジットカードを用いる場合、どのようなことを意識して選べばよいのか紹介していきます。
年会費をおさえるようにする
クレジットカードは年会費無料のものがある一方、毎年年会費がかかってくるものもあります。
なるべく仕入れに関しては費用をかけないことが賢明ですので、クレジットカードで仕入れる場合は、年会費がかかるカードを何枚持つのか、資金と照らし合わせながらルールを決めるといいでしょう。
カードの利用限度額は高めに設定する
せどりでクレジットカードで仕入れをする場合、ある程度の値段がかかるため、利用限度額は高めに設定するようにしましょう。
一般的なカードでは10万~100万円、ゴールドカードは50~300万円という相場になっています。
カードのランクによって、利用限度額は異なるようになっていますが、中にはカード利用の限度額がないものもあります。
ただし、キャッシングやショッピングなどを含めた「総利用可能枠」の上限が決まっていないもので、「ショッピング利用可能枠」には上限があることがあります。
審査の通りやすさ
クレジットカードでせどりを行う場合、審査の通りやすさも重要になります。
会社によって審査の基準は異なりますし、皆さんが現状どのくらいの資産や収入があるのかなどによっても審査が通るかどうか変わってきます。
審査基準はもちろん公開されていませんので、一概にどのカードが厳しいとは言い切ることができません。
ですが、発行元の企業などによって、審査の通りやすさに傾向があります。
一般的にモビットなどの消費者金融系、エポスなどの流通・小売系が発行元となっているカードは審査が低い方に属しています。
これらのカードは、会員数を増やしたいために審査を緩くしているものもあります。
対して三井住友などの銀行、ANAなどの航空系はステータスや年齢層が高めで、審査が厳しい傾向にあります。
これらのクレジットカードは、ブランド力を上げることを目的にしているため、審査が厳しくなると言われています。
複数枚以上、所有する場合これまでの利用履歴「クレヒス」やローンの返済、滞納に関する問題や、虚偽申告もみられます。
一般的には、ブラックカードの審査が一番厳しく、次いでプラチナ、ゴールド、一般という格付けになっています。
発行しようと思っていたクレジットカードが審査に通らないことには、必ず理由があります。
狙っていたカードが発行できなくても、何個か候補を挙げて、審査が通りやすいものにしていく必要があります。
ただし、何度も審査し続けると、ブラックリストに入ってしまうので、各カードの特徴をおさえておくと良いでしょう。
クレジットカードを使ったせどりは違法なのか
最近では、正式な規約にせどり目的とした物の売買に、クレジットカードを利用することを禁じている会社もあります。
これからはせどりで全くクレジットカードが利用できないのでしょうか。
実際、せどりにクレジットカードを利用している人は多いですし、規約違反とみなされクレジットカード利用を停止させられた人も多くいます。
しかし、利用規約に抵触する部分はあるものの、数百万人にものぼる利用者1人1人を調べて規約違反の確認を取ることが事実上不可能であるため、全て取り締まることができているわけではありません。
ただし露骨に現金化を目的にする大量購入を繰り返すと、カード会社の監視で規約違反になる可能性は高いです。
高額なブランド品、人気のゲーム機などはクレジットカードであまり仕入れるべきではないでしょう。
また滅多にないことですが、小規模な金額でせどり用にクレジットカードを利用しても、カード会社の目についてしまうこともあります。
監視の目があることは事実ですので、規約違反へのリスク軽減も兼ねて現金で仕入れられる準備もしておきましょう。
カード会社にせどり目的の購買を疑われると、まず皆さんのスマホやPCに通知がきます。そして、どのような目的で商品を買い込んだのか聞かれることもあります。
規約違反をしてしまうと、解除する方法はありませんので、注意したいところです。
カードの使用について不審なものががあった場合、必ず連絡が入る仕組みになっています。
クレジットカードで規約違反にならないために覚えておくべきこと
せどりでクレジットカードを使った仕入れを行う場合、規約違反でカードの利用停止にならないために、覚えておくべきことをまとめて紹介します。
同一商品の大量購入
クレジットカードを利用したせどりで規約違反と判断される理由の一つとして、「同一商品の大量購入」が挙げられます。
この場合は、複数のクレジットカードを使い分けることにより、同じ商品を沢山買っても数を減らすことができます。
また、同一ではなく、様々な商品を単品で仕入れておくことも必要です。
ビジネス用のクレジットカードを準備する
一般的に私たちがよく目にすることや、手にするカードはプライベート用の物です。
しかし、クレジットカードの中には、せどりなどの仕入れで利用できるクレジットカードがあります。
ビジネス用のクレジットカードを使えば、同じ商品を大量購入しても規約違反で利用停止になることはありません。
理由は単純で、「ビジネス用」に使っているとみなされるからです。
ただし、ビジネスカードを持つ場合、他にプラチナカードなど年会費がかかるカードを持っていないと発行できないものになります。
せどり用の仕入れを現金で行う
仕入れを現金で支払っていれば、規約違反でクレジットカードが利用停止になることはありません。
どうしても同一の商品を大量に仕入れることが必要な場合や、利用額が前月に比べかなり多くなる場合は、現金を用意しておくことも対策として有効です。
ですが、このような状況で仕入れ用の資金を用意する場合、まとまった金額が必要になってくることを覚悟しておく必要があります。
繰り上げ返済
繰り上げ返済とは、カードの口座引き落とし日より前に料金を支払ってしまうことです。
この繰り上げ返済を利用すると、「現金化を目的として商品・サービス等の購入等にクレジットカードご利用可能枠を利用する」という規約に該当しないため、規約違反にはなりません。
クレジットカードは前借りするという形でお金を支払うことになりますが、当月のカード料金が払えるくらいの資金を持っておくことは重要です。
個人事業主によるクレジットカード利用の商品仕入れ
個人事業主として、クレジットカードを利用してせどりをすることも一つ有効な手段です。
現金化が疑われる行為に関しては、厳しく監視されることもあります、しかし、大量に商品を仕入れた場合でも、個人事業主であれば「事業活動」とみなすことができるため、この範囲内であれば、せどりの仕入れをすることができるのです。
仕入用とプライベート用を分けるメリット
せどりに熟達した方の中には、クレジットカードもプライベート用とビジネス用で使い分けている方が多くいらっしゃいます。カードを使い分けることでどのようなメリットがあるのかを紹介します。
お金の管理がしやすい
せどり用にクレジットカードをプライベート用と分けることで、単純にお金の管理がしやすくなります。
仕入れ費用や分析ツール代、消耗品など意外と様々な要因でお金の出入りが多くなります。
これらのお金をプライベート用と混同して使っていると、いつどこで、何にお金を使ったのか分からなくなってしまいます。
通帳に記帳する際にも、どれが経費で、どれが個人利用なのかいちいち確認して、経費だけを計上するようにしなければならないため手間がかかります。
この過程でミスが起きる可能性もあります。
あらかじめせどり用とプライベート用に分けておけば、クレジットカードの利用明細がそのまま毎月の経費になるため、収支計算しやすいメリットがあります。
会計ソフトと連携しやすい
様々な会計ソフトとクレジットカードを連携して、必要経費の仕分けを設定しておくと、データを読み込んだ際に自動的に勘定科目を振り分けて、経費として計上することができます。
せどりとプライベートが混同している場合、手作業で仕訳を修正しなければならないため、手間がかかります。
限度額を増やすことができる
何枚かクレジットカードを持ってせどりをすることで、資金の限度額を増やすことが出来るメリットもあります。
特にせどり初心者では、あまりステータスの高くないカードしか持てないこともあるため、1枚だけでは限度額がかなり低く、なかなか多くの商品を仕入れることができません。
そのため、限度額が低くても、何枚かクレジットカードを持っておくことをおすすめします。
複数の会社からポイントを貰うことが出来る
クレジットカードはそれぞれ優待やポイント還元率が変わってきます。
複数枚以上カードを持っていると、せどりで仕入れをした際、ポイントや優待が受けられることが増えますので、結果的によりお得に仕入れをすることができます。
また、ポイントや優待で、皆さんのプライベートや生活も充実させることができるようになります。
せどりにおすすめのカード
ここからは実際にせどりで使いやすく、ポイント還元やその他の機能も優れているお勧めのカードを紹介していきます。
楽天カード
審査が通りやすく、ポイント還元率や利用限度額の高さが総合的に優れているのが楽天カードです。
年会費無料で、カードを作成するだけで5000ポイント、キャンペーン中に作成すると7000ポイントや8000ポイントを貰うことが可能です。
楽天市場で商品を仕入れると、ポイント還元率が2倍になることや、他の店舗やサービスと組み合わせると(SPU)、3倍、4倍とどんどんポイント還元率を上げることができます。
他の仕入れ先と価格が変わらない場合は是非楽天市場と楽天カードを活用してせどりをしてみると良いでしょう。
難点は、楽天市場の商品は送料がかかるものが多く、トータルの仕入れコストでAmazonやメルカリに比べて不利になりがちなことです。
またせどりのために商品を大量購入して、規約違反とみなされ仕入れが出来なくなる事態を避けたい場合、「楽天ビジネスカード」を持つことも有効な手段です。
年会費は13200円かかってしまいますが、楽天市場での仕入れでポイントが5倍になることや、規約違反に問われずに済みます。
個人事業主や法人口座を持つこと、楽天プレミアムカードを作っていることが条件になりますが、より確実にせどりを続けたい場合はある程度売り上げが立ってから入っておいてもいいでしょう。
エポスカード
エポスカードは審査の通りやすいカードで、年会費が永年無料のため、会社員でない学生など若い方向けに作られていることが特徴です。
また、エポスカードを発行している店舗では、即日発行できるという特徴もあります。
マルイの店舗やブックオフ、ドン・キホーテなどせどりの仕入れで使えるお店でもポイント優待が効くことが魅力です。
実は仕入れ額が少ない方がお得に仕入れることができるという側面もあります。
ただし、ポイントの還元率が0.5%とあまり高くはないため、ある程度せどりの規模が拡大してきた場合は、還元率の良いカードに変えていくことも視野に入れるべきでしょう。
クレジットカードのおすすめブランド
楽天カードやエポスカードでも、VISAやMastercardなど様々なブランドを選ぶことができます。
正直どれが良いのかよくわからない方も多いのはないでしょうか。
せどりで使うことを考慮する場合は、VISAブランドがおすすめです。
理由は世界シェア№1で、加盟店舗数が多く、クレジットカード決済ができるお店であれば実店舗、ECサイトに関わらずほぼ使うことができるからです。
せどりで取引規模が拡大してきた場合、年会費がかかるものがおおいですが、優待やポイント還元率に優れているアメックス系のカードの切り替えることもおすすめです。
最後に
クレジットカードを使うことで、支払いを遅らせることが出来ることや、ポイント還元など多くのメリットがあることが分かりました。
しかし、現金化を目的とした購買に対して監視も厳しくなっていて、せどりをする場合でも同一のカードで大量の仕入れや高額商品の仕入れが規約違反に問われるようになってきています。
規約違反に問われ、利用停止にならないため、複数枚以上のカード作成や、ビジネスカードの作成などの対策が必要になります。
クレジットカードでせどりを行う場合は、規約に注意しながら、皆さんの資金状況や本業などに合わせて、ポイント還元率が高く、審査の通りやすいカードをまずは選んでみてください。
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