副業初心者がFXトレードを始める前にやっておくべきこと

副業初心者がいきなりFXトレードをして大損をしてしまうケースは本当に多いです。これは一言で言ってしまうと、準備不足が大きな原因です。トレードは基本的に「売り」か「買い」を適切なタイミングで選択して、決済をするだけです。ただし、単純であるがゆえに難しいという面もあり、そのために初心者の方だと準備が不足してしまい、結果的に大損をしてしまうということが起こってしまうのですね。

そこで今回は初心者の方がそんな大損をしないために、おすすめのFXのデモトレードの練習方法をご紹介していきます。

FX初心者にデモトレードが必要な理由

投資初心者のころは、「早く投資がしたい！」と思って、ほとんど練習をしないですぐに投資を始めてしまう方が本当に多いです。

 

そして失敗して大損してしまうということも起こります。もちろん、FXにおいて失敗が無駄になるということはないのですが、初期の頃においては貴重な資産が全て失われてしまい、その後再度集めた資産を再び全て失うという非常にもったいない悪循環に陥ってしまう恐れがあるのです。

 

そのため、最初に実際のお金を使用せずに練習（デモトレード）をしてみてから本番に臨むほうが、時間効率的にも資金的にもプラスになるはずです。

 

デモトレードをする際に注意するべきポイント

実際にデモトレードを提供している会社はたくさんあります。初心者の方だと、どこのデモトレードを選んだらいいかがわからないという方も多いですよね。

 

そこでまず、どんな点に注意してデモトレードの会社を選択したほうがいいかというポイントを挙げていきます。

 

チャート画面が見やすいか（スマホで使いやすいか）

FXのトレーダーは、昔はパソコンの画面をたくさん使用してトレードをしていましたが、今はスマートフォンのアプリを使用してトレードをするということが増えてきました。

 

また、FXのスマホアプリでもテクニカル分析や注文が全てできるようになっています。

 

そのため、デモトレードにおいても実戦に近い形で練習してもらうために、スマホの画面でチャート画面が見やすいかどうかという点が重要なポイントになってきます。

 

デモトレードが本番にどれだけ近い環境か

練習をするにあたって、本番に近い環境かということは当然ながら大事なことです。そして特に大事なのは、取引が可能な期間です。

 

なぜ期間が大事なのかというと、FXを始めてみて、シンプルに画面の操作方法や注文方法を知りたいという方は、ほとんど時間をかけずに知ることができると思います。

 

一方で、たとえば今まで「デイトレードで勝てていたのに、急に勝てなくなったから別のスイングトレードに手法を変えていこうかな」という人は、検証期間をしっかり設けてから本番に臨むべきです。

 

その場合デモトレードの利用期間は必然的に変わってきますよね。

 

デモトレードは基本的に無料です。そして期限付きと無期限のうちどちらかの期間を選択して、それぞれデモトレードの口座を開設することができます。

 

ですので、まず自分の用途に合った期間の口座を開設して、それに合わせて練習を進めていき、使い勝手を試してみるという姿勢が非常に重要です。

 

デモトレードのデメリット

「いきなりの本番のトレードは本当に怖い」という方は絶対にデモトレードから行ったほうがいいでしょう。

 

ただし、当たり前ですがデモトレードのため、デメリットとしてはどんなにうまく取引ができても利益はゼロです。

 

また、どうしても本番と比較して緊張感は少なくなってしまうため、あまりにもやりすぎることは禁物かもしれません。

 

あくまで練習と捉えて、１ヶ月程度行ってそこから本番に移行していくのがおすすめです。

 

デモトレードのメリット

逆にデモトレードのメリットは何でしょうか？

 

まず、ツールが無料で使用できるという点が挙げられます。そして様々なトレード手法が気楽に試せるので、デモトレードで様々な手法を試しておくことで、実際のトレードでも柔軟な対応をしていくことができるのです。

 

デモトレードで経験すべきこと（具体的な練習方法）

以上を踏まえて、デモトレードではまず「利益や損失を出してみて、”本番をイメージ”する」という意識が非常に重要になってきます。

 

そうすることで緊張感を出し、より本番に近い状況で練習するということが大事です。

 

また、”分析”も非常に重要になってきます。デモだからといって気を抜いてはいけません。実際のトレードと同じようにチャートの動きをしっかり見て、分析をしていってください。

 

そうしないと成長には繋がりにくくなってしまいます。

 

また、分析をする際にとくに初心者の方に意識をしてほしいのが、本などを読みながら「FXの用語をトレードしながら覚える」ということを是非してみてください。

 

この練習の期間に合わせてFXの勉強も合わせてしていくことで、効率的に成長していくことができます。

初心者の方がFXのデモトレードをする際のポイントなどを書かせて頂きました。デモなので損失なくできるという点が、メリットであり、デメリットにもなっています。

 

本番のトレードだと思い、しっかりと緊張感を持ってデモトレードに取り組んでいくことで、FX初心者の方が今後大きく飛躍して儲けをだしていけるきっかけになることでしょう。

 

次にFXを始めて利益が出た場合のことについてもまとめておきましょう。

FXで得た利益の申告期限は？

所得税法では毎年1月1日から12月31日までの1年間で得た利益について、翌年2月16日から3月15日までの間に確定申告を行い、所得税を納付しなければいけません。

 

しかし、期限内に確定申告ができないと期限後申告として扱われ余計な税金が課されます。

 

FXの税金申告漏れによる課税とは

期限後申告をすると、通常の申告等によって納める税金のほかに無申告加算税が課されます。

無申告加算税とは

各年分の無申告加算税は、原則として納付すべき税額に対して、50万円までは15％、50万円を超える場合は20％の割合を乗じて計算した金額となります。

 

なお、税務署の調査を受ける前に自主的に期限後申告をすると、この無申告加算税が5％の割合を乗じて計算した金額に軽減されるため、申告漏れが分かった時点で早めに申告をした方がいいでしょう。

重加算税とは

事実を隠蔽したとして、もともと納める必要があった金額と既に納めた金額に差があった場合、35％から40％の「重加算税」がかかります。

延滞税と利子税

税金の納付が送れたことに対しての延滞税として7.3～14.6％程度加わります。通常の納税と異なり、悪質な所得隠しの場合はこのように重加算税、延滞税だけでなく利子税が付くこともあります。

過少申告税

修正申告の結果、当初の申告税額が過少だった場合でもさらに10％の加算がされます。

執行猶予になると…

申告漏れなどで脱税をしてもすぐには実刑にはならずに執行猶予が付きます。

 

そして金額が大きい場合には懲役か罰金となり、罰金が支払えない時は懲役になります。執行猶予が付くと、その間のどんな軽微な犯罪でも執行猶予が取り消されます。

 

例えば、スピード違反などの軽い罰でもすぐに執行猶予は取り消しになり、刑務所行きになってしまうこともあるのです。

 

申告漏れでびくびくしながら生活するのではなく、一定金額以上の利益が出ていれば、しっかり納付をしましょう。紹介した罰金を考えると通常で支払う税金の割合が少なく感じることでしょう。

通常の申告で支払う税金は？

FX取引で得た利益は「雑所得（商品先物に係る雑所得等）」に属し、一律20%（所得税15％、住民税5％）の申告分離課税の対象となります。

 

2013年より2037年に限っては、「復興特別所得税」が併せて課せられるため、20.0%ではなく20.315%となります。

そもそもいくらの利益が出たら税金を支払うの？

年収2000万円以下の給与所得者の場合、FXや副業で給与以外の所得が年間で20万円以上になると確定申告が必要になります。

 

さらに、専業主婦や学生（アルバイトをしていない）などの給与所得がなく扶養家族に入っている場合は、所得が38万円以上になると確定申告をしなくてはなりません。

 

ただし年間の利益なので、例えひと月で100万円の利益が出たとしても、その利益が年を越すまでに一定の金額以内の利益であれば、税金を払わなくても問題はありません。

FXの税金の申告漏れは逃れることができない

FX会社は1月1日～12月31日の顧客の取引結果が記載されている支払調書を税務署に提出しています。

 

そのため、税務署はFXトレーダーの損益を全て把握しており、申告漏れや脱税をしようとしている方はすぐにバレていますが、確定申告の期間を過ぎてもすぐには連絡が来ないことがあります。

 

申告期限から3年程度経過してから連絡してくることがあるのです。これには以下の理由が考えられます。

税務署の人材不足が関係している

税務署では近年人材不足が問題となっており、税務調査のメインとなる30代の職員が不足していることもあるため、申告漏れの人がいても毎回連絡することができないことが考えられます。

自分で申告してくれるのを待っている

脱税をしようと考えている人は自主的な申告に期待はできませんが、中には「確定申告をすること自体知らない人」や「忙しくてできなかった人」もいるはずです。

 

そのため税務署としては、最終的に申告をしてくれれば問題がないため連絡をせずに待っていると考えられます。

税金の申漏れには時効がある

FXに限らず脱税の時効は5年になり悪質だと7年になることがあります。ただし、途中で催促の通知が送られていれば、リセットされそこからまた5年または7年ですので、半永久的に逃れられません。

 

ずっと逃れていると税務署の方が本当に家に訪れてくることがあります。

期限内に正しく確定申告し納税をすればこのようなことにならずに済みます。申告漏れから脱税となれば、会社に知られると即刻クビになり再就職をするにも難しくなります。

 

知らなかったでは済まされる話ではないので、ルールをしっかり守って正確に納税をしましょう。

 

FXはギャンブル的な要素が強いです。特に勉強をしっかりしていない段階で手を出すと非常に痛い目に合う確率があります。

 

その為、副業初心者は手を出さないことをおすすめいたします。

 

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