転売・せどりなどの物販ビジネスで絶対に避けて通れない送料設定方法と最新情報を紹介
転売・せどりなどの物販ビジネスで絶対に避けて通れない送料設定方法と最新情報を紹介
物販ビジネスで送料を抑えることは、利益を上げるということに繋がります。
利益が見込める商品を仕入れても、送料でその利益が半分になってしまうこともあります。
先日、メルカリで送料の値上げの発表があったように、今後も送料が値上がりしていくことが考えられます。
今後、様々なプラットフォームで送料の値上がりが予想される今だからこそ、皆さん自身で物販ビジネスの送料に関して対策を講じる必要があることを、理解していきましょう。
また物販ビジネスで発生する送料は、購入者が居住しているところまで送り届ける距離や、商品の重量によって何倍も値段が変わります。
例えば、ヤマト運輸の宅急便を使い、商品を埼玉から東京に送るのと、沖縄に送るのとでは、送料が約2倍近く違ってしまいます。
しかし、同じ荷物でも宅急便以外のメルカリ便などを使うことで、送料を半分に抑えることも可能です。
そのため、送料への理解を深めることが、物販ビジネスで利益を生み出すためには必要不可欠なのです。
今回は物販ビジネスで送料を抑える方法や、送料に関する最新情報をお伝えしていきます。
これから物販ビジネスを始める方も、起業を視野に物販ビジネスを展開した方へ向けても非常に有効な情報ですので、最後までご覧ください。
送料設定の方法
物販ビジネスでどのように送料を設定すべきか紹介します。
発送手段ごとの設定
発送手段ごとに送料を設定することも一つの工夫です。
らくらくメルカリ便やかんたんラクマパックの様に、全国一律の送料設定がされているものもありますが、商品によっては普通の宅急便を使うことや、定形外郵便を使うこともあります。
このように商品によって可能な発送方法は変わりますので、商品に合わせてできるだけ利益を圧迫しない発送方法を設定することが必要なのです。
一律送料無料設定
送料が無料といっても、本当に送料がタダになるわけではなく、コストは販売者が肩代わりします。
このような一律送料を無料に設定する場合は、利益率の大きい商品の場合に適しています。
それは、商品価格にコストを含ませることができるからです。
送料無料にする場合は価格設定を慎重に行わなければなりません。
送料無料では利益を圧迫することになるため、「初回のみ」や「〇点以上お買い上げ」でなど、時と場合に応じて使い分けるようにしましょう。
〇円以上送料無料
特定の金額を上回って購入した場合、送料を無料にする方法です。
1人当たりの客単価を上げる施策として成功しやすいものですが、設定金額が高すぎると、割高な感じを受けて離脱するか、商機を逃すこともあります。
離島や北海道のような遠方にのみ送料を加算する場合や、他の送料設定と組み合わせた方法を取っている方もいます。
送料設定の判断軸
物販ビジネスを行う人の数だけ、それぞれのビジネススタイルがあり、送料設定があります。自分の物販ビジネスにはどのような送料設定をしていくべきか、その判断方法を紹介していきます。
利益を軸にする
利益を軸にして、送料を設定する場合は、商品の利益額と配送料から考慮する必要があります。
仕入れている商品、その商品をサイズ・重量、配送先のエリア分布などを参考にして、掛かってくるおおよその配送料金を明確にしておくことが大事になってきます。
商品軸にする
同じサイズの商品を扱っている場合は、利益を軸にして送料を設定できますが、物販ビジネスは売れ筋になる商品の移り変わりは早いビジネスです。
そのため、異なるサイズの商品を扱う必要があるため、送料の平均をとって試算すると、数字に大きくぶれが発生してしまいます。
送料を抑えるためには、商品ごとにサイズ設定を行い、セット購入された場合などサイズに応じて最適化することがおすすめです。
物販ビジネスでさらに送料を抑えるために
物販ビジネスでより、送料を抑えるために少し上級者向けのコスト削減方法を紹介します。
梱包資材のコスト削減
最近ではメルカリや、ラクマなどのフリマアプリが監修した梱包資材も販売されています。
しかし、このような資材を使わなくても、100円ショップに売られているものや、自分の家にある段ボールなどを少し切って、商品に合わせて梱包するという工夫により、送料を抑えることができます。
配送サービスの見直し
運送業者の配送料は全ての会社が一律で同じ料金というわけではありません。
出荷数に応じて個別で設定しているため、出荷数が多いほど料金は安くなり、配送コストは抑えられます。
物販ビジネスにある程度慣れ、徐々に取引の数が多くなっていくと、送料をいかに抑えてキャッシュフローをよくするのか、ということを考えることになります。
その際に、今まで使っていたメルカリ便や、Amazonの配送サービスを使うのではなく、個別に運送業者さんと交渉して、配送料を抑えるようにすることもポイントになります。
まずは、数社相見積をとって、今の物販ビジネスの状況と照らし合わせて、お得な運送業者を選んで交渉するようにしましょう。
月に20~30個の発送でも、積極的に運送業者を活用していきましょう。
送料込みで出品する
物販ビジネスで送料を抑えるために有効なのが、出品の際に価格の中に送料を含ませることです。
送料込みの金額で出品すれば、売れた時に送料を払っても痛手にはなりません。
始めから送料込みの価格設定にしておくと、購入する人にとってもお得感を打ち出せるため、購入に繋がりやすくなります。
ただし、競合者に比べ価格が高くなる可能性もあるため、相場をチェックしながら金額設定する必要があるでしょう。
切手を安く入手する
切手を安く購入することも、送料を抑えられる方法の一つです。
配送方法は限られますが、ゆうパックなどでは切手を送料として使うことが可能です。
梱包した状態で切手を貼って出せるため、切手を安く買うことができれば送料の負担も減らすことができます。
切手を安く買うためには、金券ショップやリサイクルショップを活用して、仕入れるのがおすすめです。
また、ネットオークションやフリマアプリにも出品されていることがあるので、チェックしておきましょう。
商品別のおすすめ発送方法
ここからは、送料の安さと共に、安心して取引ができる物販ビジネスでおすすめの発送方法を商品群別に紹介していきます。
衣類
衣類はそこまでの厚さが無い商品です。そのため、レターパックライトやゆうパックといった配送方法がおすすめです。
郵便ポストから商品を発送できる手軽さや、ゆうパックを使えば追跡機能もあるため、安心して取引ができます。
ただし、ゆうパックは最小サイズでも800円とやや割高な配送料になっているので、安い商品では利益が見込めない可能性もあります。
服であれば、破損のリスクは低いので、販売価格によっては配送料215円のレターパックライトを使うなど、商品によって対応を変えることも必要です。
スマホで発送手続きを行う
ヤマト運輸やゆうパックでは、スマホで発送手続きを行うと、割引が受けられるサービスがあります。
クロネコメンバーズに登録すると、発送手続きをスマホから行った場合、荷物1個につき、60円の割引を受けられます。
また、配送する商品を宅急便センターへ持ち込んだ場合は210円の割引、コンビニへ持ち込んで発送すると160円の割引が受けられます。
ゆうパックの場合は、専用のアプリで発送手続きをすると、基本料金から180円引きで利用可能です。
書籍
書籍は重さや厚みによって、送料が変わってくることになります。
特に重さや厚さがある本の場合や、複数冊送る場合は、4kgまで対応しているレターパックライトがおすすめです。
さらに重くなる場合は、25kgまでサイズによって送料が決まるゆうパックを選ぶのもおすすめです。
厚さもありますが、重すぎると、価格が大きく変わってくることになるため、あまり大きな百科事典のような本は仕入れない方がいいでしょう。
割れ物
割れ物を発送する場合は、他の商品群以上に破損への注意を払わなければなりません。
割れ物の商品を出品する場合は、多少送料が高めについても、補償サービス付きの発送方法を選ぶことが無難です。
また梱包資材も、中に緩衝材のあるものを選んで用心に用心を重ねるようにしましょう。
精巧な陶器などは高値で取引されますが、資材や送料で1000円近くの費用が発生します。
安価なものは利益をかなり圧迫することになるためおすすめできません。
補償がある発送方法や郵便局や運送会社で取り扱っていますが、サービス内容や金額、補償については異なりますので、扱う商品や販売価格を見ながら検討してみてください。
メルカリの送料値上げについて
先日、フリマアプリのメルカリが、配送サービスの料金値上げを発表しました。
らくらくメルカリ便では、角型A4サイズのネコポスが175円から210円に、本やおもちゃの発送に適した、宅急便コンパクトは380円から450円に、バッグやスニーカーなど5kgまでの商品を入れられる宅急便80サイズは800円から850円に変更されました。
またゆうゆうメルカリ便もA4サイズのゆうパケットは200円から230円に、やや厚めのゆうパケットポストは200円から215円に、3辺合計100㎝以内のものを梱包できる、ゆうパック80サイズは700円から770円に変更され、かなり大幅な値上げとなりました。
値上げは2022年の6月16日の正午から適用されます。
メルカリ側は今回の値上げを「物価上昇など、社会情勢を鑑みて決定した」と発表しています。
フリマアプリの中でも圧倒的なユーザー数を誇り、物販ビジネスの入り口ともいえるメルカリですが、今回の配送料金値上げでは、利益率が小さくなることからユーザーからは否定的な意見が相次いでいます。
中には、定形外郵便を使って、送料を抑えようと考えている方もいらっしゃいますが、定形外郵便には匿名配送や追跡機能がないという大きなデメリットがあります。
そのため、配送料の安いラクマやペイペイフリマへ転出するユーザーも増えることが考えられます。
皆さんも、配送料によって利益率が大きく下がることや、大きな利益を見込みたい場合は、他のフリマアプリとの併用や移行も考えていくようにしましょう。
FBAを使った自己発送
Amazonから商品を発送する場合、FBAという方法で発送することができます。
FBAとは、Amazonの倉庫に商品をまとめて送ると、Amazonから購入者へ直接配送されるサービスのことを指します。
この際、Amazon側に発送を任せるのではなく、自分で発送する「自己発送」という方法を選ぶこともできます。
出品作業は、Amazonの出品管理ツールである「セラーセントラル」を使用します。
注文が入るとAmazonからメールが送信されるので、セラーセントラルで受注を確認します。
その後、荷物番号を入力して出荷通知を送信します。商品は自分で検品し、届け先の住所を記入したあと、梱包し発送完了です。
しかし、発送の責任も皆さんが持つことになるため、発送時の質問やクレームなどの顧客対応まで自分で行う必要があります。
やるべきことは増えますが、その分手数料が発生しないことや、送料も自分で設定することができるため、利益を作りやすくなります。
また出品後すぐに売ることができるため、利益が出るのも早いです。
梱包用の資材は、自分でオリジナルのものを使うことができるため、差別化も図りやすいこともポイントです。
ただし、倉庫は自分で用意しなければならないため、ある程度売り上げや取引が多くなった場合は、別途倉庫を用意する必要があります。
最後に
物販ビジネスでは、必ず送料が発生します。
この送料を最適化することが、利益を圧迫せず、最大化できる一つの大きな要因になります。
送料の問題は物販ビジネスでは避けて通れないものです。今後も各プラットフォームは送料が値上がりする可能性があります。
送料が上がることにより、利益は小さくなるため、新しい商品を仕入れる必要や配送方法の変更を検討する必要があります。
以下のサイトでは物販ビジネスで送料の値上がりがあっても、利益が取りやすい商品や、仕入れ値を低くして利益率を改善できる独自ルートについて紹介しています。
送料の値上がりや、送料設定にお困りの方や、物販ビジネスで利益を大きくしたい方は、是非ご覧下さい。
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