アンケートモニターで副業を始めるには?種類や報酬についても解説
アンケートモニターで副業を始めるには?種類や報酬についても解説
副業で行うアンケートモニターについて
まず、アンケートモニターとは、企業の市場調査を目的としたアンケートに回答し、報酬をもらうことをいいます。
回答したデータは企業のサービスと商品の改善や、新規事業の立ち上げなどのために役立てられます。
アンケート形態はさまざまで、スマホアプリやWebブラウザから回答するもののほか、指定の場所へ出向くものや、イベントに参加して回答するものもあります。
アンケートモニターの種類
Webアンケート
クラウドソーシングのタスクアンケートでは、1~2分程度で終わる簡単なアンケートが大量に募集されています。
しかし、リサーチ会社が独自に行うアンケートモニターのWebアンケートは、10分以上の時間を要するものも少なくありません。
もちろん時間のかかるアンケートは報酬も高めに設定されています。
時間のかかるWebアンケートは消費者が飽きてしまうため、報酬が高くないと途中で投げ出されてしまうからです。
スキマ時間でできる2~3分のアンケートは報酬2~3円程度の場合も多いですが、10分以上の時間がかかるWebアンケートは100~300円程度と報酬が高く設定されています。
しかし、これから初めてWebアンケートを行う場合、まずは2~3分でできる簡単なアンケートからスタートする必要があります。
簡単なWebアンケートに回答後、選ばれたアンケートモニターに対して長文で高報酬のWebアンケートが配信される仕組みなためです。
副業としてアンケートモニターをするなら、通勤時間やスキマ時間にスマホで簡単なアンケート、自宅に戻って在宅ワークとしてパソコンで長文アンケートに回答するのがおススメです。
座談会
座談会は特定のテーマについて司会者の進行のもと意見や感想を述べる調査方法の1つです。グループインタビューと呼ばれることもあります。
座談会は通常5~6人が1つの部屋に集められ、90分~120分程度特定のテーマについて話し合います。
モニターの生の声を集めることを目的としているので、誇大表現なく素直に回答することが求められますし、座談会の様子は依頼した会社の担当者が観察しています。
このアンケートモニターは、人前で話すことが得意な方におすすめのスタイルです。
なぜなら、司会者が1人1人に話をふるので、みんなの前で自分の意見や感想を求められるからです。
ただし、上記したように誇大表現やウソは禁止です。
自宅使用テストモニター
自宅使用テストモニターは、洗剤や化粧品などの日用品を自宅で使用しアンケートに回答する調査方法です。
自宅使用テストモニターは色々な商品を使ってみるのが好きな人におすすめです。
なぜかというと、テストとして使う商品は最新の商品や人気の商品が多いからです。
自宅使用テストは大手メーカーの日用品を使っている人が対象となる場合が多いので、自分が普段どのメーカーの日用品を使用しているか把握するようにしましょう。
女性にありがちなのですが、「副業で稼ぎたいから」と、いくつもの化粧品を同時に使うのは肌に良くないためおすすめできません。
ちなみに文章を書くのが好きな場合、アンケートモニターよりもクラウドソーシングサイトへの登録がおすすめです。
なぜなら、美容をテーマとしたWebメディアへ掲載するためのレビュー記事作成の依頼が多くされているからです。
有名なサイトに記載されるチャンスもあり、ライターとして実績を挙げ続けることで、さらに多くの記事依頼が舞い込むことも少なくありません。
上記の理由から、はじめは副業として商品モニターをやっていた人が、ライターとして稼ぐケースもあるのです。
安全なアンケートモニターサイトの選び方
副業でアンケートモニターをする際、やはり気になるのは使用するサイトの安全性です。
せっかく頑張って稼いでも、スムーズに受け取れなかったり、個人情報が漏れやすかったりするようでは安心して利用できません。
ここからは安全に利用ができるアンケートサイトを選ぶ際にチェックするポイントをお伝えします。
Pマーク取得のアンケートモニターサイト
Pマーク(プライバシーマーク)を取得しているアンケートモニターサイトは、高い保護レベルの個人情報保護マネジメントシステムを運用していると認定されているので安全です。
アンケートモニターサイトでは、多くのデリケートな個人情報を登録します。
これらの個人情報が漏洩してしまうと、アンケートモニターサイトそのものの信用問題となり、仕事が成り立たなくなります。
このような事情から、一般的にアンケートモニターサイトでは、個人情報の保護体制を整えています。
客観的にアンケートモニターサイトの安全性を確認するには、Pマークを取得しているかどうかをチェックしてください。
運営会社またはグループ会社の規模をチェック
アンケートモニターサイトの運営会社または運営会社が属するグループ会社の規模が大きいほど、安定した運営基盤があります。
資本金が極端に少なかったり、会社の従業員数が少なかったりする場合は、問題なくサイト運営が行われているか確認しましょう。
会員数の多さ
会員数が多いということは、それだけ多くの人が集まる魅力があるということです。
会員数が少ないと、展開されるアンケートやインタビューの数も減少します。
その結果サイト自体が終了する恐れがあるので、会員数の多さもチェックしましょう。
昨今は高額報酬を謳って、実は高額な教材などを売りつける業者や、様々な理由をつけて事前に知らされた報酬より少ない金額しか入ってこないなどといった、副業詐欺の被害も多くなっています。
このようなチェックポイントをおさえるとともに、副業詐欺の実態についてもおさえておきましょう。
アンケートモニターで副収入を稼ぐ方法
副業でアンケートモニターを始める方法を紹介します。
アンケートモニターをはじめるには、アンケートモニター会社やクラウドソーシングサービスの利用が一般的です。
アンケートモニターサイトに登録する
副業でアンケートモニターを行う際、一般的な始め方はアンケートモニター専用のサイトへの登録です。
報酬はポイント制であることが多く、ある程度たまった時点で換金をして報酬を得ます。
登録には、住所・氏名、生年月日のほか、家族構成や自家用車の有無などの情報です。
クラウドソーシングサービスを利用する
副業で行うアンケートモニターはアンケート会社以外でも行うことができます。
その代表的なサービスがクラウドソーシングサービスです。
クラウドソーシングとは、仕事を探している人(受注者)と仕事を頼みたい人(発注者)をマッチングするサービスのことです。
特徴は「プロ」だけではなく、仕事をしたい人すべてに対して募集を掛けられる点です。
クラウドソーシングサイトでアンケートモニターの仕事を受注することで、副業をはじめることができます。
報酬は銀行振り込みが主で、報酬金額に応じたシステム手数料が差し引かれます。
副業で行うアンケートモニターの相場
副業でできるアンケートモニターの始め方をおさえることで、よりイメージを掴むことができたでしょうか。
ここからは実際にアンケートモニターで貰える報酬について紹介していきます。
座談会の報酬
消費者として座談会のアンケートモニターに参加した場合の報酬は、5000円~10000円程度です。
金額に幅があるのは、拘束時間次第だからです。
例えば1時間の座談会であれば5000円程度、2時間であれば10000円程度になるでしょう。
1時間5000円であれば、副業の中でも平均時給は高いといえます。
さらに座談会は時間帯によって飲み物や軽食が出るのも魅力的です。
個別インタビューの報酬
個別インタビューのアンケートモニターの報酬は60分で8000円程度が一般的です。
なぜなら、インタビュアーと1対1なので、座談会よりも消費者が話す時間が長いからです。
時間がさらに長くなると報酬が10000円を超えることもあるでしょう。
個別インタビューも座談会と同じく副業の時給で考えるとかなりお得なアンケートモニターといえます。
ただし、自分の意見を詳細に伝える必要があり、場合によっては事前に電話でコミュニケーション能力を試されることもあります。
参加依頼の電話が来た時も、丁寧にはっきりとした受け答えができるかどうかがポイントになります。
自宅使用テストの報酬
自宅使用テストのアンケートモニターの報酬は金券500円程度が一般的です。
自宅で製品を使用しアンケートに回答するだけなので、手間がかからないため、他のアンケートモニターに比べて安価となっています。
また、報酬もテスト終了後に郵送されてくるので、クオカードや図書カードなどの金券が一般的です。
自宅使用テストのアンケートモニターを受ける際に注意したいのが、テスト品を返送することが必須の場合、返送しないと報酬を受け取ることができないという点です。
使い終わった容器も返送する必要があるので、テスト品は失くさないようにしっかり管理しましょう。
会場アンケートの報酬
会場アンケートの報酬は現金で3000円程度が一般的です。
会場アンケートは座談会やインタビューと違って、自分でアンケートに回答するだけなのが特徴です。
また、所要時間も45分~1時間程度で人によってはもっと早く終わることもあるでしょう。
時給換算で3000円なので、副業の時給としては魅力的です。
試食を伴う会場アンケートもあるので、小腹を満たせればさらに嬉しい副業ですね。
アンケートモニターを副業で行う場合の注意点
他の副業に比べると収入が少ない
副業でできるアンケートモニターは確定申告の心配がないくらい収入が少ないといわれています。
つまり確定申告が必要な年間20万円以上の収入が得られる可能性が低いということです。
なぜ、収入が低くなる可能性が高いのかというと、1回の報酬が高い座談会やインタビューなどのアンケートモニターは1回参加するとしばらく参加できなくなるからです。
例えば、座談会参加者を募集するアンケートで「過去3か月以内に座談会に参加しましたか」というような質問があり、仮にここで虚偽の回答をしても過去の参加者記録からバレてしまいます。
そのため、1度座談会に参加して10000円報酬を受け取ったらその後3か月間は座談会に参加できないため、3か月の収入が10000円ということになります。
このように、1回の金額が大きいアンケートモニターの仕事をすると、しばらく同じような報酬額のアンケートモニターに参加できなくなるのです。
また、アンケートモニターの高単価な案件は、競争も激しいのでなかなか抽選で選ばれないこともあります。
このように、安定して高単価な案件をこなし続けることが難しいからこそ、他の副業に比べると収入が少なくなりがちなのです。
締め切りや日時を守らないと次回から案件が入りづらくなる
アンケートモニターのリサーチ会社は企業から依頼を受けて「指定の人数」や「条件に合う人」を指定された日に集めないといけません。
そのため、リサーチ会社や依頼先の企業にも大きな迷惑がかかることになるので、締め切りや日時を守らないと、次回の案件が入りづらくなったり、場合によっては全く呼ばれなくなったりすることもあります。
たとえば会場アンケートの当日、無断キャンセルをするとリサーチ会社ごとに管理しているリストに入れられて、次回から会場アンケートだけでなく、座談会などにも呼ばれなくなるのです。
事故や急病などやむをえない事情が発生した場合は、それがわかった時点ですぐにリサーチ会社に連絡しましょう。
また、自宅使用モニターでもアンケートの締め切りを守らない、返送必須のものを返送しないなどが起こると企業によってはブラックリスト入りするといわれています。
一度引き受けた仕事はたとえ副業でも最後まで責任を持って協力しましょう。
すぐに現金が手に入らない場合がある
これは、アンケートモニターの報酬をポイント処理するリサーチ会社があるため、すぐに現金を受け取れないことがあるということです。
例えばポイント制の場合、「500ポイント以上貯まらないと銀行に振り込めない」という規定があります。
また座談会やインタビューの報酬がポイントで支払われる場合、ポイントの付与に1週間程度の時間を必要とするため報酬の支払いまでにタイムラグができます。
貯まったポイントも現金の振り込み処理できるのが月末のみ、実際に振り込まれるのが翌月の20日という場合もあるのですが、翌月に持ち込むことで支払いが1か月以上先になってしまうケースもあるのです。
副業でアンケートモニターをはじめる際には、リサーチ会社に登録する前に、報酬がいつ、どのように支払われるかを確認することも大事です。
すぐに現金で報酬を受け取りたい方には、アンケートモニター以外の副業をおすすめします。
まとめ
アンケートモニターを使った副業は、簡単で始めやすく、副業をはじめるきっかけとしては非常に向いていると言えます。
しかし、継続的に収入を得ることが難しいため、継続的に安定した収入を得たい方は、他の副業も合わせて検討すべきでしょう。
副業で行うアンケートモニターは、ちょっとしたお小遣い稼ぎやスキマ時間を有効活用したい方におすすめの副業と言えます。
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