初心者でも物販ビジネスの効率化を狙える、ビームせどりの活用法を紹介
初心者でも物販ビジネスの効率化を狙える、ビームせどりの活用法を紹介
「ビームせどり」は店舗に置いてある多数の商品のバーコードをスキャンし、相場や回転率を調べることで仕入れ商品を探す方法のことをいいます。
一般的に、物販ビジネスでは商品の目利きをしっかりする必要があるので、目利きが十分でない物販ビジネス初心者にとっては難しい方法です。
しかし、「ビームせどり」は専門的な知識がない初心者でも仕入れしやすいのが特徴となっています。
また、バーコードをスキャンすると、相場や定価・中古価格などの情報を知ることができます。今回はビームせどりのメリットや、手順、注意点まで紹介していきます。
ビームせどりのメリット
物販ビジネスにおいて、ビームせどりにはどのようなメリットがあるのか紹介していきます。
リサーチの効率化につながる
ビームせどりをすれば、リサーチの効率化につながり店舗に滞在する時間が短くなります。
コードを読み取るだけで簡単にリサーチできるビームせどりは、普通に店舗でリサーチするよりも利益商品が見つかりやすいです。
作業としてもバーコードをただスキャンするだけで、データ表示にかかる時間は数秒なので非常に効率的です。
初期投資が安いから始めやすい
ビームせどりに使うバーコードリーダーは、数千円~3万円弱の価格で購入可能となっています。
新たに副業として始めたい場合でも、とても手頃な価格です。価格的にも少額の資金で始められるため、初心者が取り組みやすいのもメリットといえるでしょう。
しかも、万が一「ビームせどり」をやめようと考えてバーコードリーダーを使わなくなったとしても、需要があるので売ることができます。
バーコードリーダーは中古でも価格が下がりにくいという特徴があるので、古くなったものは売るのも良いです。
そのようにすることで、新しく購入するときには少ない差額で購入できます。
新しく買い直す際にも購入したバーコードリーダーが無駄になることもないため、損をすることも少ないのです。
同じ商品を確実に見つけられる
バーコードを使用する性質上、同じ商品を確実に見つけられるのも利点です。
せどりに慣れていないと、自分の直感だけで売れそうな商品かどうかを判断し、失敗してしまうケースもあります。
しかし、ビームせどりであれば、バーコードをチェックし連携したせどり用のアプリを使えば、その商品の詳しい情報が瞬時に把握できるので、初心者でも商品の相場や売れ行きを正しく確認できます。
店舗せどりに役に立つ
ビームせどりは、店舗せどりの役にたちます。
むしろ、ビームせどりは店舗せどりをする際にしか活用できない手法です。
店舗せどりをする際ですが、リサーチをする際は思いのほか時間がかかってしまいます。
事前に仕入れたい商品があるなら別ですが、成り行きで店舗に行った場合は、高確率で何も仕入れないで終わることがほとんどです。
店舗せどりにおいては、ツールやアプリを使ってリサーチすることが多く、その際にバーコードリーダーを使ったビームせどりをすると、より効率化することができるでしょう。
ビームせどりのデメリット
物販ビジネスでビームせどりをする際にどのようなデメリットが発生するのか紹介します。メリットと併せて覚えておくようにしましょう。
店舗で禁止されていることがある
ビームせどりは、スマホを片手に商品のバーコードを読み取るので、周りからするとかなり異様な光景です。
第三者なら問題はないかもしれませんが、店舗スタッフの人たちからすると不審者だと思われても仕方ありません。
いずれは店側にマークされてしまい、ビームせどりがNGになってしまう可能性があります。
実際、店舗ではビームせどりを禁止しているところも多いです。
商品を購入してくれることに変わりはありませんが、他のお客様の迷惑になる可能性があるため、実践する際は店舗ルール・指示に従うことが重要です。
多くの商品をスキャンする効率の悪さ
瞬時にさまざまな商品の情報を知ることができる「ビームせどり」ですが、ほとんどの商品は1つ1つスキャンしなければいけません。
そうした作業に慣れてない場合には、その手間がある上に相場を調べることに時間がかかり過ぎ、せどりの回転率が落ちる場合もあります。
例として、古書店でビームせどりをしようとした場合、本棚にはさまざまな本が隙間なく沢山並べられています。
大量の本の中から利益につながるような価値があるものを探すのは、非常に時間がかかる行為です。
長期間、手間と時間がかかるビームせどりを続けるのであれば、スキャンして相場を調べることをさまざまな店で続けていく必要があります。
効率という点に注目した場合、これは大きなデメリットだといえるでしょう。
利益をあげるためには、短期間でスキャンや検索をできるようにすることが非常に重要なことなのです。
読み取れないケースも多い
ビームせどりをする際ですが、基本的にコードを読み取ればどこでも実践可能です。
しかし、店舗によってはビームせどり対策を実施していることがあります。
よくあるのが、バーコードに値札を貼る対策です。
ブックオフやハードオフにありがちですが、コードの上に値札シールを貼ることで、情報を読み取れないようにしています。
この場合、いくらスキャンをしても情報が読み取れないので注意しましょう。
長期的に稼げない
ビームせどりはあくまでも、運任せの方法です。
また、せっかくせどり用商品の仕入れ先店舗を見つけても、皆さんの事情で引っ越しをしてしまったり、その店が無くなったりした場合、また新しい店を探さないといけなくなります。
しかも、仕入れ商品のジャンルの数だけせどり調査店を確保しないといけないので、最悪の場合、常にビームせどりに適した商品を販売している店そのものを探し続けるという事態になりかねません。
このような理由から、ビームせどりは長期的には稼げない方法であるといえるのです。
ビームせどりのやり方
ビームせどりのやり方についてここから紹介していきます。
まずは、商品を手にとってバーコードをバーコードリーダーにスキャンさせます。
次にスキャンした商品の情報を確かめ、「価格差がとれる商品かどうか」「売れる商品かどうか」の2点をチェックしましょう。
そしてチェックしたうえで、利益が出る商品をカゴに入れて購入し、利益の出ない商品は棚に戻す、この繰り返しを行っていきましょう。
重要なのは、価格差が取れて利益が出る商品かどうかの見極めです。
この工程はツールを使って、しっかりリサーチしていきましょう。
ビームせどり用のバーコードリーダーについて
ビームせどり用のバーコードリーダーは、手のひらに収まるサイズなので、かさばるものではありません。
なぜこのバーコードリーダーが使われ始めたかというと、従来は古本のせどりをする際に知識がないと、どの商品が売れ筋なのか見当もつかないことが多く、非効率な作業を強いられていました。
そのような時に現れたのがバーコードリーダーです。
このバーコードリーダーを使うだけで、商品の詳細な情報を手早く得られるようになり、古本だけでなく他の商品においても効率的なせどりを可能としたため導入が進んでいきました。
ちなみにビームせどりの名前の由来はこのバーコードリーダーから出る赤いビームに由来しています。
ビームせどりに使うバーコードリーダーを使う際のポイント
まずはバーコードリーダーを購入する
とりあえず、バーコードリーダーを買ってみましょう。
買わなければ、バーコードリーダーが合うか、ビームせどりが続けられそうかどうか判断することもできません。
いきなり新品を購入する必要はないので中古のものを買いましょう。
数をこなす
次の段階としては、とにかくリサーチしまくることです。
ゆくゆくはバーコードリーダーに頼らなくても、時間をかけずに商品リサーチをしたいものですが、ビームせどりを始めたばかりの方ではどうしても時間がかかるものです。
そのリサーチ効率を少しでも上げるために、バーコードリーダーを使い倒すことが重要です。
とにかくたくさんの商品をリサーチすることで、ビームせどりやバーコードリーダーに対する経験値を上げることができますし、利益率の良い商品の見極めにもつながってきます。
せっかく買ったものですので、有効活用していきましょう。
他のせどり用ツールと組み合わせて活用する
バーコードリーダーを買い、せどりで使う目的は、調査したい商品の情報や利益計算、相場などを効率よく知りたいからです。
これらの情報をより効率よく手に入れたい場合、「せどりすと」に代表されるようなせどり用の商品リサーチツールと組み合わせることがポイントになります。
これらのツールはアプリで簡単にダウンロードできますし、無料のものでも優れたアプリは数多くあります。
さまざまなツールを使いながら、自分に合ったものを見つけてビームせどりを効率化していきましょう。
ビームせどりに必要なその他の準備について
ビームせどりにはまず、バーコードリーダーが必要なことが分かりましたが、その他に必要なものについても紹介していきます。
スマホ
スマホもバーコードリーダーと並んで、ビームせどりをするには不可欠なものです。
バーコードリーダーで読み取った商品の情報確認や、比較、また商品のリサーチも行える場合があるからです。
スマホはiPhoneでもAndroidのどちらでも構いません。
アプリ
ビームせどり用のアプリはバラエティに富んでいます。
副業でせどりアプリを使う方にも使えるものばかりなので、是非準備しておきましょう。
ビームせどりに使用できるアプリとしてもっとも有名といっても過言ではないのが「せどりすと・せどろいど」です。
「せどりすと」はiPhone用、「せどろいど」はアンドロイド用のアプリで、機能面や使い方に違いはほとんどありません。
どちらもバーコードを読み取ることで、アマゾンなどのプラットフォームでの出品状況を確認できます。
「せどりすと・せどろいど」は無料で使用できますが、さらなる高機能を求める人のためにプレミアム版も用意されています。
初回登録料で10800円、次月からは5400円かかるので決して安くはありませんが、ビームせどりだけでなく、店舗せどりを実施するうえで有用なものが揃っているので、検討する価値はあります。
細かく仕入れ基準を指定できることや、誰も出品していない商品を表示してくれる機能もあるので、このようなアプリやツールを利用することは有益となるでしょう。
ビームせどりにもそれ以外の物販ビジネスにも使える分析ツールについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
ビームせどりの現状
単純な作業で物販ビジネス初心者でも、比較的簡単に稼ぐことができるのがビームせどりの魅力です。
ただし、最近ではビームせどりは下火になってきています。
この理由としては、お店自体にビームせどりを禁止するところが増えてきたからです。
商品を買ってくれるため、せどり目的でもお客さんではあります。
しかし、他のお客さんから見ると怪しいのはもちろん、人によっては迷惑だと判断されてしまう場合もあるのです。
このようにビームせどりで店舗にお客さんが寄り付かなくなることを嫌い、禁止しているお店も増えているのです。
禁止店でビームせどりをしていると、店員から注意されて追い出される事もあります。さらに最悪の場合には出入り禁止を食らうこともあるので注意してください。
また、ライバルも増えているので邪魔に思われた場合は、ライバルから店員へ通報されるケースもあります。
仕入先は限られているので、ビームせどりは今後、いかに環境と共存して続けていくかが大切になります。
まとめ
ビームせどりは実店舗で商品を仕入れる際に、非常に効率的に行える手段であることが分かりました。
ただし、初心者でも簡単にできることから店舗によっては禁止されていることもあります。
さらにバーコードリーダーやアプリを準備する必要もあるので、少し初期費用がかかります。
せどりや物販ビジネスの幅を広げることにはなりますが、果たしてビームせどりだけで物販ビジネスを行っていけるのかどうかをよく検討する必要があるでしょう。
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